サムエル記上 16章
サウルはエッサイに言い送った。
「ダビデをわたしに仕えさせるように。彼は、わたしの心に適った。」
神の霊がサウルを襲うたびに、ダビデが傍らで竪琴を奏でると、サウルは心が安まって気分が良くなり、悪霊は彼を離れた。
サムエル記上 16:22-23
イエスはガリラヤ中を回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた。
そこで、イエスの評判がシリア中に広まった。
人々がイエスのところへ、いろいろな病気や苦しみに悩む者、悪霊に取りつかれた者、てんかんの者、中風の者など、あらゆる病人を連れて来たので、これらの人々をいやされた。
こうして、ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、ヨルダン川の向こう側から、大勢の群衆が来てイエスに従った。
マタイによる福音書 4:23-25
主によって古代イスラエルの初代国王サウルは王位から退けられ、その王権はサウルの子孫ではなく、「モアブ人は主の会衆に加わることはできない。
十代目になっても、決して主の会衆に加わることはできない。」と言われたモアブ人であるルツの血をひく混血のエッサイの子、ダビデが継承する。
このある意味人間の目には相応しくない王権は、ヨセフという大工の息子、キリストへと継承されていく。
「人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」からである。
ダビデがサウルに仕えるようになる発端のエピソードは二種類聖書では語られている。
一つは本章における、主から遣わされた悪霊に苦しむサウルを音楽によって慰める、癒し手としてのダビデ。
もう一つは、次章にて語られるペリシテ軍の屈強な巨人、ゴリアテを倒す神の戦士としてのダビデである。
:申命記 23:4
:息子たちはその後、モアブの女を妻とした。
一人はオルパ、もう一人はルツといった。
ルツ記 1:4
:近所の婦人たちは、ナオミに子供が生まれたと言って、その子に名前を付け、その子をオベドと名付けた。
オベドはエッサイの父、エッサイはダビデの父である。
ルツ記 4:17
:サムエル記上 16:7
:神はアビメレクとシケムの首長の間に、険悪な空気を送り込まれたので、シケムの首長たちはアビメレクを裏切ることになった。
士師記 9:23
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