見出し画像

企画展示「~飯碗編~」紹介⑤

ありがとうございます☺︎
この箸置きのどんなところが気になりましたか?
目次より気になった項目をご覧ください。



▼形を作る上でモチーフになるもの


和菓子やクッキー、グリコのおまけ、木の実や貝殻などのイメージです。

画像5


▼なぜお箸置きを多く作るのか


学生時代はオブジェ的なものを作っていましたが、作品を日常に落とし込みたいと思った時に、形を自由に作りやすい箸置きにたどりつきました。


▼作り方


1つ1つ型紙で形をくり抜き組み立てていきます。


豆皿のようにカーブが欲しい時はお椀のような形の石膏型に押し当てて形を作ります。

使っている土は全部で約7種類・釉薬は約13種類あります。
その形にふさわしい釉薬と土の組合わせを考えるのが楽しいです。


▼作る上で意識していること


見る人使う人の想像の種になるようあいまいに、
あまり作り込みすぎないように心がけています。

貝殻やプリンなど具体的な形もありますが、人によってひょうたんでもピーナツでも、どちらとも取れるようなさりげないふうだと、それぞれの人になじんでくれるかなと思っています。

土と釉薬と形は、必然性があるように、組み合わせを探しています。

画像4

画像5


▼これから作りたい形


茶道まわりのものに興味があります。まだまだ時間がかかりそうです。


▼作っている人


辻本路  Tsujimoto Michi

1978年 神戸市生まれ
1999年 嵯峨美術短期大学陶芸コース修了
2001年 嵯峨美術短期大学専攻科三次元表現コース修了
2001年 故荒木高子氏に師事
2004年 常滑市立陶芸研究所修了
    現在常滑にて制作

小さなものを制作することが多く、特に箸置きは、色々な種類を作っています。
箸置き一つ分でも、暮らしのなかで気持ちの余裕が出来るようにと願っています。

Instagram:@tsujimotomichi


▼最後に…。


☆この記事を読んで何の話?と思った方!
是非、愛知県東海市にある
Space cafe Gallery 藍にお越し下さい☺︎

お庭の紅葉も色づいてきました。

画像4

今回紹介したお箸置きは企画展ですので
2020年11月12日(木)-11月24日(火)
12月10日(木)-12月22日(火)の期間で販売しています。


☆器を見て記事を読んでくださった方!
ありがとうございます☺

食卓を彩る器展 飯碗編の次はお皿編と企画展が続きます。

お箸置きは食卓には欠かせません!路さんのお箸置きは3部それぞれ違う種類の形が並びます。

飯碗編では路さんが作っているたくさんの種類の中から和の食卓に馴染むように控えめで抽象的な形のものを持ってきて下さいました⭐︎

お箸置きからはじまる会話もあるかもしれませんね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?