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絶妙な配色切り絵の魅力

全ての作品に、全くと言って良いほど直線が無い。色彩のある作品。モノクロームの作品。モノクロームに僅かな色彩を施した作品。
EL DORADOは、風景作品なので、空から舞い降りているような金色(コンジキ)。地面から舞い上がるような金色(コンジキ)が建築物を幽玄の中に誘(イザナウ)。
RON DO(上記写真の作品です) の絶妙な色彩と、輪舞を思わせる旋回のような作風は動きのない作品に旋風のような動きを与えている。傑作である。
これら全ての作品には、切り絵作家 佐藤純子のたおやかな心と、芸術的センスが織りなす立体感が、見るものの感受性に、強く柔らかく響いてくる。完成された芸術作品である。(禁:転載・複写)

現在開催中(2021年4月25日16時まで)の “ アートの春音 四人展 ”のおひとり、切り絵の佐藤純子さんの作品をピックアップいたしました。画面上では、細やかな部分をお伝えするには限界がありますが、ぜひ皆さまに、切り絵の魅力を再認識していただき、進化を続ける切り絵の世界を楽しんで下さい!今回は、それぞれがそれぞれの分野で、ご活躍されている素敵なアーティストの方々です。どうぞ、春の音を奏でる作品をお楽しみ下さいませ。