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1年前の記事再掲

オイルパステル画家の稲津さんの作品を先週久しぶりに拝見し、稲津さんが以前取材旅行でウガンダに行かれた時の話しを思い出しましたので、再掲します。

【ウガンダの石切り場の少女】兵隊にさせるための誘拐や村の焼き打ちなどはあたりまえ、明日も知れぬ生活をしているというウガンダの実状を現地の人々から聞いて、ショックをぬぐえなかったそうです。ウガンダと日本のそれぞれの参加者が意見をかわし、その最後に何か他に質問はございますか?という問いに、
地元の若者が手をあげて「日本の(3,11)の津波は大丈夫ですか」と・・思いもよらぬ事に、熱く込み上げるものがあったとおっしゃっていました。兵隊にさせるために小さな子供たちまで誘拐され、村の焼き打ちなど、明日も知れぬ生活をしていながらも、見知らぬ遠い異国のことを思ってくれる。。。その心にうたれ、心を学び、自身の驕りに気づき、同じ生きていく人間として大きなものを頂いてこられたそうです。
絵のなかの少女の、ささやかでも良い幸を願わずにはいられません、遠い異国の地から・・・。
・・・以上が、1年前に書いた記事です。
あの絵になった少女を思い出さずにはいられ無いニュースが続きます。失って知る幸せは悲しすぎますが、誰でも希望は持てます。ギャラリー美庵の看板には『希望の力をアートから』と謳っています。