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創造の道すじ 序章

ラフと完成形、過程と完成を意識する、感じていただく展示会です。
テーマはフリー、作品はラフと完成形一点ずつのみの展示となっています。

展示会に足を運ぶと作品ファイルの中にラフも入れていて見ることができるものや、ラフをまとめたスペースなどが用意されていたりします。
そういった展示会でラフを見るというのは完成作品を見た後が多いような気がしています。
作品ファイルに入っているものであれば完成形と見比べることもできますが、壁面で隣接している展示会というのはあまり見ないなという印象です。
展示会は完成形を飾る場だとは思いますが、必ずしもそうでなければいけないというものでもなように思います。
ラフ、下書き、線画など…を経て作品が完成するものであり、その過程を敢えて楽しむという展示があっても良いのではと考えます。

表情、線の有無、モチーフの在り方。
ラフから完成形にかけて変化している箇所や、逆にそのまま描かれている箇所。
メモ書きなどが残されているのもラフならではなのかなと思っています。

一点ずつなので普段よりもゆったりとした空間になっています。
ラフも完成形もじっくりと観ることのできる展示会であればと思います。

この展示は"序章"となっており、来年5月に人数を増やして開催を予定してまいます。
より多彩に過程を楽しめる展示会にできればと考えています。
小人数ですが公募枠も考えていますので、気になる方がおられましたら是非その時はお申し込みください。

「創造の道すじ 序章」企画構想


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