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死活問題

全長がミリの時から飼っているカワムツがいつまで経ってもなついてくれないkoma2です。
#餌のときだけ近寄ってくる
#カワムツは淡水魚です


今回は
囲碁と将棋の違いについて私がボンヤリ感じたことをお話ししたいと思います。
まとまった意見があるわけでは無いので、どこに着地するか分かりませんw
#grass

囲碁は相手の石をころす


囲碁には「生きる」「死ぬ」があります。読んで字のごとく、相手の石を囲む。すると取ることができます。盤上にある相手の石を物理的に取り上げて、碁笥(ごけ)と呼ばれる碁石を入れる容器の蓋の上に置きます。これは死んだという状態です。
盤上に置いてあったとしても、もう逃げられないという状態であれば、これも「死んだ」と表現します。
#死んだ石は最後に相手の陣地を埋めることでできる
#中国ルールは陣地の計算方法が少し違う

将棋は取った駒はまだ生きている


将棋は駒一つ一つに進める場所が決まっていて、相手の駒の場所に自分の駒を進めることで、取ることができます。

そして取った駒を自分の駒として使えるのが将棋最大の特徴と言っても過言では有りません。
何度でも使い回されます。捕虜として捕まえ、我が軍へ寝返らせて兵士として使うということ、、、
つまり、将棋は「死んだ」という状態が有りません。
#あるとすれば王様が取られたとき
#王様は殺されているのかもしれません

囲碁は、白石を黒で塗るなどしない限り、寝返ることはありません。

似ているようで思想が違う


「今さら何を言っているんだ?」という声が聞こえてきそうです。まさに、その通りです!
これまで囲碁将棋は似ている文化的なカテゴリーとして取り扱われてきました。私もそう思っていました。
しかし、片方は相手を殺し都度確定するガッチガチ型で、片方は捕虜として捕まえた上で裏切らせ少し前まで仲間だったものと争わせる柔軟なフレキシブル型だということが、今さらですが分かりました。
このゲームが生まれたときの思想が違ったんだと個人的には思います。

この話がどこに行くかというと、、、
そう、私は将棋の手が読めないんです!

将棋は取った駒でさえも使う!使えるものはとことん使うところが有限である資源を最大限に使っている感じがして囲碁勢からすると憧れます!

一方、囲碁も負けてはいません。「生きる」「死ぬ」があるということ、すなわち死活問題があるということです。これは一般的な会話の中でも使われています。
「〜は、このプロジェクトの死活問題だね」など使えるとカッコいいものですね。

結局のところ、、、
どちらも魅力的ということですね。

死活問題というタイトルが魅力的で終わるのもどうかと思いますが、死活があるから囲碁は魅力的なんです!
人も不老不死よりは寿命があるからこそ、そこに魅力を感じるのだ、と名言を吐いたような気持ちのまま今回は終わろうと思います。

今回ありがとうございましたー

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