見出し画像

マシチルボドゲ会、ゲームについてメモ

先日、インターネットのお友達を集めてボードゲームを遊びました。
12人集まりました。

●クク21
フランスで生まれた古典ゲームを、すごろくやさんがアレンジして遊びやすくしたゲーム。
多少の特殊効果カードはありますが、非常にシンプルなルールなので、パッと説明してパッと遊べるゲームです。
プレイ可能人数が非常に多いのは他にない強み。
一見「こんなルールで本当に面白いのか?」といった不安があるのですが、やっている内に発生している現象のおもしろさ、駆け引き、決断に気付くタイミングがあります。おもしろい。
ゲームルール自体は明快なのですが、そのゲーム結果で行われるチップ移動のカジノ的な部分が、やや収束性に難ありかと思いますので、適宜調整すると良いと思います。

●カタン

しろいおもちが最近購入した、とのことなので、久しぶりにプレイ。
交渉・サイコロの運・拡大再生産・ゲームごとに変化するボード…
いろいろな要素がぎゅっと詰まった名作でしたね。
初心者向けと思われがちですが、
カードの使用タイミングとか、開拓地の置き場の縛りとか、ちょっとした細かいルールが多いので、実は覚えることが多くて大変かもしれませんね。
わたしも小学生の頃はよくわかりませんでした。
開拓地を置く場所、素材の使い道やそのタイミング、交渉術などがわかってくると、あとはサイコロ様の気持ち次第の熾烈なバトルが始まります。
海カタンもおもしろいので飽きたら是非。

●ケルト

緑色(フリーゼではない※)でデザインもよろしい綺麗なゲーム。
ボードも大きくて、コンポーネントも楽しい。
やることもシンプルなのでルールも覚えやすい。
満足感があってうれしいゲームです。
コマを動かすためのゲームのキモのカード行為がかなりソロプレイ感が強く(実際は他プレイヤーの利にならないように気を付けたりする必要があり、関係性はしっかりあるんですが、あくまでも感覚的には自分との戦いをしている印象がある)
ゲームの他の部分と切り離されて見えるのが少し気になります。
この辺はリメイク前のロストシティの方が鋭くて良い気もします。ケルトの方が好きですが。
早い者勝ちの「願い石」を取るために誰よりも早く進みたいのですが、
見切り発車でカードを出すべきか、準備をしてから進むべきかが悩みどころです。
他プレイヤーと競合すべきか独自のルートを進むべきかといった葛藤もあり、考えれば考えるほど、ここがうまい!といったルールの妙に気付き、良
さを感じます。

※緑色のゲームばかり作るフリードマンフリーゼという作家がいます


●スカル

ツナ瓶がやろーぜと言ってきたのでプレイ。スカルは大好きです。
シンプルルールでかつガッツリとした駆け引き、読み合い、騙し合いが楽しめます。
ルールを完全に覚えているので、日本語訳のルールを用意していなかったのは配信の時にちょっと不明点があったようですね。
(わたしもスタートプレイヤーの部分はうろ覚え)
配信外でやった時は、ツナ瓶のグイグイ猛攻&そして自爆が勢い良くて楽しく、ツナ瓶が脱落した次の瞬間、わたしの一撃必殺全部めくりも披露できたので、ドラマティック満足でした。

●アズール

タイルを集めてボードに配置し、きれいに並べて得点を取ろう!
獲得できるタイルの内訳がランダムで作られはするものの、そこから拾っていく行動は完全情報で、かつ先の先の先を読もうとすると頭がパンクしてしまいます。
長考の元ですし、非常にしんどいのでその場その場なんとなくで取っていきがちなのですが、そのためこのゲームはややニガテかもしれません。
しかしながら、ゲームのルールの独自性や盤面の美しさはそれを上回る魅力があります。
覚えるルールも少ないので見た目よりもプレイは簡単です。
これが得意な人もいるかも。


●未確認スパイ
最後に時間合わせで大人数(9人)で遊んだ人狼風、ワードウルフ風のアレンジ。
お題に対して各自が答えを記入し、その中の少数派(スパイ)を投票で暴こう!といったもので、
お題の自由度と、各自の回答により人狼が決定されるドキドキ感、
それを探る会話でのコミュニケーションが楽しめます。

Q一番好きな麺類は?
会話によりそば派、うどん派、ラーメン派がいそうな雰囲気の中
冷やし中華がこっそり隠れてスパイ勝ちをしたり、

Qきのこの山、たけのこの里 どっち?
きのこ2名がフワフワ結託し、たけのこのフリをして、
たけのこ派の一人をきのこに誤認させスパイ勝ちをするなど、
楽しい展開もありました。

でも9人は多かったかな~。
少数派が複数チームいる場合に同盟で合算するルールがあるのですが

Qマシーナリーとも子作品で一番好きなキャラは?
3澤村、2シースー、2ネギトロ、1田辺、1トルーテンイルガーシカ
となった場合

1と1が同盟で2になり
2と2と2が同盟で6になり
3vs6で澤村がスパイになってしまったのはかなり複雑で、
その状況を3分間の会話で解明するのは不可能でしたね~。
5人くらいがちょうどいいかも!

◆◆◆◆◆◆

以上がわたしが遊んだ、参加したゲームなのですが、
今回は人数が多く、配信卓もあるとのことなので、
貸し出し用にもいくつかゲームを用意しました。
・ごきぶりポーカー、ワンナイト人狼、ザ・ゲーム
などなど、わたし自身は遊ばなくとも、
簡単&有名どころを用意したところ、結構喜ばれたようで良かったです。

ガッツリめなボードゲーム…
たとえばエバーデールや進撃の巨人ボードゲームなどもやりたいのですが、
わたし自身もやったことが無いため、説明可能かどうか、
今回は初めてのゲーム会など諸々の判断で控えました。
モダンアートもやりたかったけども、こちらもルールの日本語訳を用意してなく、さっと遊べなそうなのでヤメ。次回ちょっと工夫して遊ぼうと思います。(お楽しみに)

いかがでしたか?
高評価・チャンネル登録は皆様のボードゲーム体験を大切にしたい。
今回はルール、覚えることが少なくて済み、
かつ面白いものを選択しました。
ルール説明もできるだけ解りやすくなるよう順序立てて努めたつもりです。

①ゲームの世界観
②ざっくり何をする感じなのか
③具体的に何をやるか
④それぞれのカード効果や細かいルール
などの構成力。

こちら「ルールを知ってる側」の視点だと
うっかり大切な事が抜けてしまうことがあるので気を付けないといけないです。今回の中ではやっぱりカタンが説明難しかったな~。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

◆◆◆◆◆◆

最後に、私はアナログゲームを
「友達とより仲良くなるための共通ツール」
「しかも面白いなら尚良い」として利用することが多いので、
今回のように、ちょっと知っている、インターネットのお友達、
くらいの間柄の人たちと遊べてとても良かったと思います。
全く知らない人と遊ぶゲームはノットフォーミー。
ぜひまた遊びましょうね。

遊べないまま2年以上積んでいるボードゲームが
まだまだ沢山あるのです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?