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アクエリアスの時代ってなによ!

2023年3月24日。
遂に冥王星がみずがめ座に入宮する。

入宮とは今いる星座から次の星座へと
惑星が移行すること。

前回の冥王星がみずがめ座に入った時期は
今からおよそ240年ほど前。
フランス革命の時代。

そして、冥王星がひとつ前の星座やぎ座に入宮したのが
2008年。ひとつの星座に滞在するのが約16年ほど。

冥王星みずがめ座時代に何が起こるかを紐解くときに
いきなりフランス革命まで遡るとよくわからないと思うので
まずは冥王星やぎ座期を振り返るといいのかもしれない。

2008年から冥王星がやぎ座に入宮したタイミングで起こった
世界的な大きな出来事といえば「金融危機」が一番に挙げられる。

やぎ座という星座が持つエネルギーは「社会構造」「システム」
現在は物質的を求めるための社会構造システムになっているのだから
冥王星がやぎ座に入ることでそこにメスが入る。

金融危機、金融破綻。

これは当たり前のシナリオだったのではないかと思える。
一番記憶として残っているのが「リーマンショック」が代表的。

リーマンショックはアメリカのみならず、世界的な金融危機を引き起こしたといっても間違いではないと思う。

これが2008年に冥王星がやぎ座に入宮したタイミングで起こるのだから
さすが!というべきではないけれども、そういう言葉しか出てこない。

そして、今年の3月24日に冥王星は次の星座となるみずがめ座に移行する。

みずがめ座という星座は、不動宮でありながらも、風のエレメントであり
プラスのエネルギーを持ちながらも、知性と社会性に富む星座。
じつにわかりづらい星座なのだ。

違う側面からみずがめ座を捉えた時、独創的でありながらも
自由と博愛、普遍と平等という部分も見受けらえる。
さらに捉えづらい星座だということが理解できると思う。

そんな一側面だけでは捉えられないみずがめ座という星座に
破壊と刷新の惑星である冥王星が入宮するということは
さらに不透明な時代に入るということは間違いないのだと思う。

そんな先行きが不透明で、わからない時代に入るけれども
人々の心に強くある炎は「自分らしく、自由に、皆と共に平和に生きていきたい」という気持ちに集約されていて強く燃え続けることになるのだと思う。

スピリチュアル界隈では10年前から「アクエリアスの時代」と騒がれ
素晴らしい、素敵な、平和な、光の時代がやってくると言われていたけれど
実際にはそうではないのだろうと感じている。

なぜなら、自由に、自分らしく、多くの人と手を取り合い
平和に生きていくというのは私たち人間の欲求であり、内なる願望。
生きていくためのベース、根源的な欲求だからだ。

そういった時代になっていくのではなく、多くの人がそのような気持ち
炎となる種火を宿していくことになるのだろうと思う。

時代が変わって、人々が変わるのではなく
人々の心、深い自分というものが変わっていくことで
時代がようやく変わっていくのだと感じている。

アクエリアスな時代は、単に平和で、生きやすい時代なのではなく
ひとり、ひとりの人間が自分の内側にある本当の欲求
生きていくために必要なことにようやく気づきはじめるのではないかと思う。

240年前のフランス革命が起こった際に
一体何を勝ち取りたくて、争うことになったのかを考えれば
今の冥王星みずがめ座時代がどんな時代になるのかは想像しやすいはず。

自由、平等、愛、平和。

それらをひとり、ひとりの人間が持つべきである!
そこにまず誰もが気づき、立ち返ることができれば
本当の意味でのアクエリアスな時代も近づいてくるのだろうと思う。


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