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感性を磨く10の行動

日常を、人生をより豊かに楽しく送る為には自分自身の感性を豊かにし、磨いていく事が重要ではないか思います。
自分はクリエイターという仕事を選んだ為に普段から感性を磨く為の行動を一応心がけてはいるので、そのうちの10の行動を紹介してみます。
結構当たり前の事ばかりなのですが、日頃から感性を磨いていたいという方の参考になれば幸いです。

①街を探索する

どこか初めての場所に行くとき、目的地までの道のりをGoogle mapや情報サイト等を頼りにスマホの画面を見ながら歩いたりしていませんか?
街にはネットには載ってないフレッシュな情報がたくさんあります。
初めての街を直感の赴くままに探索してみると、思いがけない出会いや発見があったりするものです。
予定されていない事に遭遇する事が大切だと思います。

②映画(映像作品)を観る

バーチャルな体験だと思って映画や映像作品に没入すると、普段の生活では味わえない特別な疑似体験ができ、感性が刺激されます。
大きなシアターでやってる大衆向けのエンタメ系作品もいいですが、ミニシアター系の芸術性の高い作品を多く観るのも、多様な感性に触れる事が出来てお勧めです。

YOUTUBEなどでネットで映像作品を見る文化が根付いていますが、
映像メディアvimeoは、より質の高い映像作品が数多くアップされているのでオススメです。
映像作品とはちょっと別ですが、ゲーム等もいいと思います。
PSVRの発売により、VR体験も身近になったことですし、そうしたバーチャル体験もいい刺激になると思います。

③普段しない選択をする

習慣になっている「いつもの選択」を意識的に少し変えてみるだけで、新たな世界が開ける事があります。
いつもの自分だったらあまりしない事、選ばないものをチョイスして生活に取り入れる事はいい刺激になります。
逆に言えば慣れ親しんだいつもの習慣ばかりになると考えなくなって感性が鈍ります。

いつもの居酒屋で「とりあえず生」もいいですが、たまには新しく出来たスペインバルでスタッフお勧めのシェリー酒など飲んでみると新しい楽しみ方を覚えられるかもしれません。
地味な服ばかり選びがちな人が、明るい服にチャレンジしてみて本当に気分が変わって、「案外いける」となる事もよくあると思います。

④雑誌やウェブマガジン等を読む

センスの良い情報発信媒体はインスピレーションや行動のきっかけとなる情報をくれたりします。お気に入りの情報発信元をチェックする習慣がつくと、文化的な趣向が深まり、よいきっかけへの入り口になると思います。
自分はWIREDFashionsnap.commassageなどはよくチェックします。HITSPAPERCBCNETCINRA.NETなどもセンスが良いと思います。
昔はSTUDIOVOICEが好きでした。

⑤アートを観に行く

アート作品、芸術作品からは、世の中に存在する感性、精神、視点、表現方法、技術、美意識などがいかに多様で面白いか感じる事ができると思います。
また現代美術のコンセプチュアルアートなどの中には、社会の抱える問題等に対する風刺や象徴、問題提起、考えるきっかけを与えてくれるような作品もあり、既存の物事の捉え方を変えてくれる事もあり、心を動かされます。

⑥自然を感じる

私達は自然の一部、自然に内包された存在です。ミクロで観てもマクロで観ても常に変化している自然からはたくさんのインスピレーションを得ることができると思います。
また、自然と一体になるような深いリラックス体験や、自然と共生するアウトドア体験などは想像力を高めてくれます。

⑦旅をする

旅は新鮮な刺激の連続です。海外は特に。
安心なパッケージの海外旅行ツアーなどもいいですが、あまりスケジュールを決めずに現地の生の情報からその時その場所での最善を探るようにしていくと、思いがけないスペシャルな体験や出会いがあったりします。
ハプニング、トラブルも起こりかねないので十分に注意しながらも少しの冒険心があると面白い旅が出来て、世界が広がると思います。

⑧パーティー、イベントに行く

興味や縁のある、人が集まるパーティーやイベントではそこでしか出来ない特別な体験や出会いがあります。
日常ではありえない興奮があったり、友達の友達と友達になって縁が広がったり、ひょんな事から新しい交流や可能性が生まれたりします。
パーティーの質は様々なので、良質なものかどうかを嗅ぎ分ける嗅覚も必要だとは思いますし、その場を楽しむ姿勢も必要だとは思いますが、興味のある場所なら知り合いがいなくとも、1人でも行ったらいいと思います。
イベント等はネットで探すのも一つアリですが、行った先々のイベントスペース等にはこれから行われるイベントのチラシ、フライヤーが置いてあります。
気になったものを持ち帰って、予定に書き込んだり部屋の壁に貼っておいたりするのもオススメです。

⑨アウトプットする

感性の刺激になる様々な体験をインプットしたとして、それをただ楽しかった、面白かったで済ませてしまうより、それを振り返って自分がどう思ったか、何を感じたかを確認、記録しておくようにすると、より体験が身に染みるのではないかと思います。
ブログや日記、SNSなどに記録しておくのも一つのアウトプットですし、友人などと話し合ったりするのも一つあります。

学習における復習やレポートのようなものですね。受けたものを消化して自分のものにするということが重要だと思います。

日常の行動や選択、仕事にインプットされたものが反映されたなら、それも結果的に一つのアウトプットになるのでしょうか。

クリエイターであれば、自分の創作物に反映させてみるのもいいと思います。

⑩とにかく現場に足を運ぶ

何でもネットで調べられるような便利な世の中において、ネットの中の情報をまるで自分の脳の延長の外部記憶のように感違いするといった現象が確認され始めているようです。
確かにネットは広大ですが、その世界の中で「知った気になる」と、限られた見識の中にいるにも関わらず得意げでいる井の中の蛙になってしまうかもしれません。
動画配信なども流行っていますが、現場でリアルに起こっている事との情報の質は歴然です。
最先端は現場にあります。
情報をただ知っている人と、体験して感覚として自分のものにしている人とでは体験のレベルが段違いだという事を、「百聞は一見にしかず」と古くからの諺で言っていますね。
写真や映像で見るものと、現場で目の当たりにするものは別物です。

何かを確かに知ろうと思ったら、とにかく現場に足を運ぶことをお勧めします。


10の行動を挙げてみましたが、いかがでしたか?
全てに共通して大事だと思うのは、このような事を「遊ぶ」ような感覚で楽しんでできることかと思います。多様な世界を楽しむことです。
グローバル化、効率化、画一化が進み、真新しく見たことのないものに出会うことは一昔前より難しくなったかもしれませんが、好奇心、探求心を欠かさず行動し続ける事で新しい世界や素晴らしい感性に触れることができ、それによって自分の中に新たな感性が芽生えたり、磨かれたりする事と思います。

感性の磨き方は人それぞれ沢山の方法があると思います。
お勧めの感性の磨き方があれば教えてほしいです。

沢山の生の素晴らしい体験の連鎖が人々の感性を高めていき、高度に文化的な社会になっていくといいと思います。

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