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主に映画の話

note更新したのいつだったっけと見返してみたら去年の9月だった。マジで!? 「内見」とか書いてるし、あの嵐のような2017年の締めくくりもついこの間のような気がするんですけど、2月終わるって。マジで!? こんなんばっかり。
書いてて愚痴っぽい感じはここ10年ますます堂に入ってきていますね。まあどうも、こんな感じっす。今年もよろしくお願いします。

このあいだようやっと目黒シネマで『パターソン』観てきて、やっぱ冴えてますね、ジャームッシュ。「よかった……」と感動をぼんやりアタマのなかで反芻しながら帰る時間が好きです。「アダム・ドライバー、超よかった……」みたいな。で、『パターソン』を観たことで今更ですがようやく自分の2017年ベスト映画が決まりました。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』です(本国での公開は2016年)。えっこの流れでおまえ『パターソン』じゃねえのかよ、つうかオメエ『ダンケルク』じゃねえのかよって話ですが。なんつうんですか、甘いもんは別腹っていうか、それはそれ・これはこれ・ダンケルクはダンケルク、っていうかですね、餅は餅屋、ノーランはノーランっていうか。わかりませんよね。わかるわけがないんです。自分でもよくわかってないんですから、他人にわかるわけがない。まあでも、そうとしか言いようがない。
というか、アレコレ言えるほどそこまで映画みてるわけじゃないですし、好みはどうしたって偏るし、それでいいじゃんってね。いや、『ダンケルク』すごい好きですよおれ。つうか基本ノーラン贔屓ですし。あと、こないだまた『シン・ゴジラ』観たし。
というか、『シン・ゴジラ』見終わったあとに何気なくTwitter開いたら大杉漣さんの訃報が流れていて、なんでもう、なんでもう……って今でも思ってます。ちょうど『バイプレイヤーズ』のシーズン1も見終えたばっかりだったし、『たそがれ清兵衛』も『夜汽車』もついこの間……書いていてもさみしい。このさみしい気持ちはきちんと形にしたので、またどこかで。

まあしかし、ノーラン贔屓としては2月、ユナイテッド・シネマの「IMAX総選挙」でほんとうに楽しませていただきました。感謝しています。念願の『ダークナイト』、もう言葉もありません。冒頭のビルディング〜銀行強盗のシーケンスだけで震えました。『インターステラー』、再び劇場で觀ることが出来て感無量です。心のなかでしっかり"Come on, TARS"を繰り返しました。で、『シン・ゴジラ』。16回目の劇場鑑賞でしたが、よくぞこんな映画を作ってくれた……という思いでいっぱいでした(1回目から変わってない)。
で、最終週、とうとう(これも念願の)『インセプション』観てきました。「おっ、IMAXカウントダウンのバージョンが違う、2010年だからかな?」とか、そういう細かいことは友達とお酒を呑みながら話したいのでここには書きませんが、それこそ繰り返しBlu-rayで観たはずなのに、やっぱりスクリーンで観ると立ち上がってくる感情そのものの規模が変わるような感じがして、びっくりするくらい感動しました。あと、エレン・ペイジがかわいい。

なんか延々同じ話をしている気がするが、まあいっか。またライブでお会いしましょう。『インセプション』の余韻で、としまえんから家まで走って帰れたよ(準備はしたけど)。


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