茅ヶ崎/シン・ゴジラ/コンタックスT3

先日、8月6日の茅ヶ崎フォークシンカーズに向けてEGくんと新曲作り。そののち、なおちゃんことおかもとなおこさんが合流して打ち合わせと称した飲み会、兼、野球帽贈呈式。ということで3人でさんざんっぱら「グルーヴのすり合わせ(by 金戸覚)」をしてきました。ツアー以来のフォークシンカーズワンマン、是非お見逃しなく。楽しさは保証ナイト。お席には余裕がございますのでよろしくお願いします。詳細は拙サイトをご覧ください。→ sugawararyuhei.net

その打ち合わせの席、まだなおちゃんが『シン・ゴジラ』を観ていないという話が持ち上がり、いや池袋の新文芸坐でもうすぐリバイバル2本立て始まるよとかそういう話も出たんだが、酔っ払って明日のことなど考えられない思考ルーチンにすっかりなっているので「じゃあわかったおれが逐一解説するからいまからEGくん家でDVD観よう!(読点なし)」と勝手にひとりで盛り上がり、レンタルビデオ店で誇らしげにシン・ゴジラTカードを掲げ、いざ!

で、観始めたらなおちゃんもEGくんも鎌倉上陸のあたりでがっちりソファで寝てしまった。
おい! ここからがいいとこなんだぞ! ここからが!
などと思いつつも、あー悪いことしてしまったかな……と少し反省。しかし「まずは君が落ち着け!」とか「無人在来線爆弾、全車投入!」とか、「声に出して一緒に言いたいシン・ゴジラ名台詞」をひとりで楽しみつつ最後まで観てしまいました。何度目だシン・ゴジラ。

この熱が果たして『ダンケルク』や『ブレードランナー2049』、『スター・ウォーズ EP8』公開を経た年の瀬まで続いているかはわからない。わからないけど、しかし何度観てもおもしろいわ。胸が震える。おれの観たかったゴジラがここにあるのだ、という去年の公開初日、映画館を出たときのむやみな昂ぶりがいまだに衰えない。
このへんのくだりは、初めて84年の『ゴジラ』を観た時の話なんかを交えつつ、いつかラプソディーで『シン・ゴジラナイト』を開催する際にとっておこうと思う。心底どうでもいい感じもするが、まあ。


もうすぐ親父の命日なんだが、その親父が最後に使っていたフィルムカメラ、コンタックスT3を実家から持ってきて使い始めている。身近にプロフェッショナルがいるので(中森さん)これはどう使えばいいんですかとか、この数字はなんですかとか、そういう初歩の初歩からドーナッツのグループLINEで尋ねていたらジョンBさんが「むずかしいこと考えんでP(オート)に入れて撮ればええ」と言うので、言われるがままオートモードでシャッターを切っている。
ちなみにジョンBさんはコンタックスT2、KANさんはコンタックスTVSユーザーなので、あとはヨースケくんがコンタックスを手に入れれば、カブレルズはコンタックスに改名できるね。

しかしフィルムカメラなんていったい何年ぶりだという。

そもそも写真は苦手で、ジョンBさんに(またジョンBさんだが)「菅原くん、写真ヘタやなぁ〜」と言われたこともある。カブレルズのときだ。KANさんも「……うん」と頷いていたので、まぁ〜その〜(田中角栄で)、写真は自他共に認めるくらいヘタです。どういう心構えでファインダーを覗けばいいのかわからないし、そもそも、何を撮りたいのかもよくわからない。たとえばこれが粘土なら今は「こういうものを作りたい」というのがあるし、音楽なら「こういう曲を作る!」という明確な目標に向かって作業できる。こういう絵が書きたいというのもあるし、こういう歌が唄いたいというのもある。
写真にはそういう明確な目標があまりない。というか一切ない。ないままシャッターを切るもんだから、ねむ〜い写真だったり、どうでもいいスナップみたいな写真になってしまう。

でも、ときどきまぐれで「いい写真」風の1枚が撮れたりするので、これはカメラのおかげ。ジョンBさんも(みたびジョンBさん)「T3、ええカメラやから使ったほうがええで」と言っていたので、とりあえず飽きるまでは持ち歩いてみようと思う。来週の関西シリーズにも持って行って、あちこち撮ってみよう。

その前に、まずは7月21日(金)、下北沢ラプソディーで大森洋平さんとの2マンライブがありますので、是非ともお越しください。よろしくお願いします。詳細は拙サイトをご覧ください(上記参照)。その準備をしつつ、来週の準備をしつつの今週、おかげさまで忙しくしておりますので、プラモデルは一向に進んでおりませんが、それはミュージシャンとしていい傾向なのではないでしょうか。来週いっぱいまで「バナナ・リノベーション・筆ペン……」とうわごとのように繰り返す日々はなんとか避けたい。武運を祈っていてください(って言い方はあるのか?)。

というわけで、ふつうの1枚と、まぐれの1枚。
「イトケンさん in いせや」と「イトケンさん in 闇太郎」。


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