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2000年前後に聴いてたHIPHOP

以前もご紹介しましたが、好きなヒップホップの曲をご紹介します。昨今のヒップホップブームにより、90年代後半〜00年代前半のヒップホップに再びスポットライトが当たってますね。当時小学生〜中学生だった自分(2000年=中学1年生)も、実家のブラウン管で「スペースシャワーTV」から流れるヒップホップにリアルタイムにどハマりしてましたね。今回はその頃聴いてた曲を紹介します。


では早速ランダムにいきます。


Quantum Leap / m-flo(2000年)
当時スペースシャワーでたまたま知った曲。m-floはすでに知っていたと思いますが、こんなゴリゴリな曲も出すのかと驚きました。そしてどハマりしました。爆発的に売れるのはこの翌年からなので、その前年ですね。今でも車の中で聴いてます。最高にノレます。MVも最高にクール。このアメコミというか松本大洋的というか、海外ぽい感じが、当時のm-floがもつ逆輸入感とマッチしていて良かったんですよね。


HIP HOP 2 ZERO 00 / SOUL SCLEAM feat.RINO(2000年)
発表当時はスペースシャワーTVのパワープッシュ(月1でスペシャが推す曲が全ての番組終了時に流れてました)で流れていましたね。このトラックとノリのいいラップに一発でハマりましたね。すぐアルバムを買いに行きました。中学1年生の頃。ほぼ暗記してます。


DON'T TEST DA MASTER / BUDDHA BRAND(2000年)
言わずもがななクラシックですが、発表当時はこちらもスペースシャワーTVのパワープッシュで流れていましたね。それまでブッダは知りませんでしたが、とにかく曲もMVも圧倒的にカッコよく、一発でどハマりしました。この映像の中をグラフィカルな矢印がうねっていくのがめちゃかっこよかったんですよね。


Tragicomic / DJ Krush feat Aco and Twigy (2000年)
これも2000年ですね。すごい時代だったんですね。「悦びに咲く花」や「4月のヒーロー」などACOが輝いていた頃に、このダークでシリアスな曲にめちゃくちゃ衝撃を受けました。そして、どハマりしました。Twigyもこの時初めて知りました。この時、パワープッシュ以外にも、「JET」というコーナーがあって、そこでもカッコいい曲がプッシュされてたんですよね。いま聴いてもめちゃくちゃかっこいいです。ちなみに当時中学生の自分はこの時のDJ Krushの服装に影響受け、父から登山用のキャップをかぶってました。


真っ昼間Remix / ZEEBRA feat.Kj(1999年)
ZEEBRAの初期の代表曲「真っ昼間」を大胆にリミックしたこの曲。このリミックスをkjが担当したことから、「Grateful days」のコラボに繋がったそうです。こちら当時小6でしたが、スペシャを観ていて、大好きなkjがzeebraの曲をリミックスしてる!というインタビューを観て、これは買わないと!と思い、長岡駅構内にあるCDショップで購入しました。「真っ昼間」の原曲よりこっちの方を先に聴いていたので、僕の中で「真っ昼間」はこっちのイメージです。kjらしいメロディアスなリミックスがまじで最高。


NITRO MICROPHONE UNDERGROUND/NITRO MICROPHONE UNDERGROUND(2000年)
言わずと知れたクラシックですが、これも2000年だったんですね。どんだけ豊作だったんだ。こちらもスペシャで初めて観ましたが、とにかくこのマイクリレーがかっこ良すぎて、案の定どハマりしました。この映像を二分割して進んでいくMVの展開がとても印象的でした。


Deep Impact feat. Rappagariya / Dragon Ash(2001年)
これは2001年ですね。Deep Impactは当時シーンのど真ん中にとんでもない衝撃をもたらしましたよね。確か発売日にCDを購入して、死ぬほど聴いてたと思います。zeebraもラッパ我りやもdragon ash経由で知りましたね。最近のdragon ashは全然聴いてないけれども、初期のCDやアルバムは今でも車の中で聴いてます。かっこいいね。


永遠の記憶 / ZEEBRA(1998年)
ZEEBRAのファーストに入っている名曲です。リアルタイムではないですが、1999年か2000年あたりに購入しました。中学一年ぐらいの頃ですね。このzeebraのソロデビューアルバム「THE RHYME ANIMAL」は自分がヒップホップにハマるきっかけとなった思い出のアルバムですね。アルバムの曲はほぼ歌詞を暗記してますが、この曲はとりわけかっこよかった。東京の学校生活てこんなストリートでかっこいいんだ、とびっくりしたもんです。新潟の田舎と全然違うな、と。今聴いても名盤&名曲ですね。


陽はまたのぼりくりかえす / Dragon Ash(1998年)
同じく98年リリースのこちら。この時の降谷建志のアフロはよく覚えてますね。この心地よいメロディと軽快なラップと等身大な歌詞と。すごく良い曲ですよね。確か当時、スペシャの新人アワードみたいなのがあって、Dragon Ashとスーパーカーとトライセラトップス?だったかが争ってたのをうっすら覚えていて、小学生ながらすごいハイレベルな戦いだな、、と思っていたのを覚えています。ちなみに小学校のお昼の放送で「好きなアーティストはDragon Ashです」と言って、まわりが全く無反応だったことを覚えています。この曲や「Under Age's Song」が入ってるアルバム『BUZZ SONGS』は今でも車の中で聴いています。


Libro / 対話(1998年)
ちなみに、リアルタイムで聴いてはいないですが、Libroも好きですね。この曲は98年すね。聴きやすいメロディと、気持ちよく抜けるラップがとても心地よいです。



などなどでしょうか。

ちなみに、同時代でも通らなかったのは THA BLUE HERBですね。さすがに中学生ではそこまでアンテナが立っておらず、2009年頃になってようやく知りました。

今でこそ車の中ではだいたいTHA BLUE HERB。これだけ90年代後半に東京を中心としたシーンが盛り上がっていたら、地方にいた彼らとしては全然面白くないだろうし、だからこそ圧倒的な熱量とスキルで生まれた傑作『STILLING,STILL DREAMING』が完成したのでしょうね。STILLING,STILL DREAMINGは昨年からずっと聴いてるアルバムのひとつ。こうした時代背景を通して聴くと、より意味が伝わってきますね。

なんとなく以上です。また気が向いた時に書いてみようと思います。

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