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LOCAL PRODUCE BOOK(先行配信)

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<300人が受講・満足度100% > 都内の広告代理店7年・岩手県遠野市8年のプロデューサーが、失敗を重ねて身体で会得したストリートなローカルプロデュース術を、誰でも再現できるレ…
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#仕事について話そう

LOCAL PRODUCE BOOK (14) 「事業化論_【その③】マネタイズ編」

さぁ、いよいよラストです。事業化パートの最後「マネタイズ」について書いてみたいと思います。 前回・前々回とプロジェクトや事業をプランニングする方法について書いてきましたが、その事業でどうやって利益を上げるのか、または稼ぐためにどのようなことを考えておけばいいかお伝えしたいと思います。 やってみたい事業の大枠を作れたとしても、そこから実際に事業計画を作ったり、お金を稼ぐための事業プランニングをするとなると難易度はグッと上がります。広告畑で育った自分も最初はその壁に思いっきり

LOCAL PRODUCE BOOK (13) 「事業化論_【その②】プランニング編」

続いて、具体的な起業や事業化の手法について書いてみたいと思います。 まず、事業化の流れですが、おおよそ以下のようなステップを踏みます。ここでは特に大事な【STEP①:構想段階】に絞って書きたいと思います。 この構想段階で必要なスキルとしては、「①プランニング力」と「②マネタイズ力」があると考えます。詳しく解説していきますね。 「やりたいこと」と「やらないこと」プロジェクトについてアイディアを膨らませたり、プランニングをしている期間はとても楽しいです。色々できそう!と発想

LOCAL PRODUCE BOOK (12) 「事業化論_【その①】プロセス編」

さて、書き続けてきたLOCAL PRODUCE BOOKもいよいよ最終章。ラストは事業化論についてお伝えしたいと思います。 まず、【その①】として実例を交えながら「起業に向けたプロセス」について紹介したいと思います。 地域に入り、地域を知り、自分でやりたいことが出てきたり、または他人から求められていることが見えてきたりして、自ら事業化・起業・副業をしようと思った時に、どんなところに気をつければいいでしょうか? または、何気なくはじめた地域のプロジェクトを長く続けるための収

LOCAL PRODUCE BOOK (10) 「企画書論」

続いては、「企画書」についてお伝えします。 毎回書いている気もしますが、企画書づくりにも様々なノウハウとコツが詰まっています。ぜひ参考にしてみてください。 プロデューサーの「商品」 ≒ 企画書プロデューサーになって15年が経ちました。デザインを作るわけでも、WEBサイトを構築するわけでもなく、何をやってるか一見分かりにくいプロデューサーという仕事。その「技術」はなかなか見えにくいものです。 プロデューサーの技術を言語化してみると、「考える」ことと「動かす」ことだと思って

LOCAL PRODUCE BOOK (9) 「スケジュール・タスク管理論」

"広義のPM" について紹介した前回につづいて、今回は "狭義のPM" として「スケジュール・タスク管理」についてお伝えしたいと思います。 いわゆるプロジェクトマネージメント(以下、プロマネ)という言葉の本来の使い方であり、プロマネの基本と言ってもいいですね。 スケジュールが一番大事「スケジュール管理」は、プロジェクトを立ち上げ進めていく中で、実は最も大事な要素なのではないかと思っています。もちろん、利益を上げるとか、クオリティの高いものを作るとか他に大事な要素もたくさん

LOCAL PRODUCE BOOK (8) 「仲間の集め方・チームの作り方論」

LOCAL PRODUCE BOOKの書籍化に向けて書き進めてきた記事も8つ目となりました。おそらくこの記事も含めてもう4〜5本ほどで完結すると思います。引き続きよろしくお願いいたします。 * 今回は、プロジェクトマネージメント(以下、プロマネ)について。 いわゆるプロマネ。企画したものを「動かす」パートに入ります。ローカルに限らずプロジェクトや仕事で何かの案件を動かす場合には必ず必要なスキルですが、人もないお金もないローカルでプロジェクトを動かす時には色々と考えないと

LOCAL PRODUCE BOOK (6) 「ブランディング&デザイン論」

つづいて、今回は【どのように?】についてです。 このパートは、①デザイン ②情報発信の2点を説明しますが、今回は「①デザイン」についてお話したいと思います。情報を伝えるために最重要な要素が、デザインです。 誰に(ターゲットを定めて)、何を(伝えるべき情報の"強み"を整理して)、それをどのような形で具現化し、また魅力的に伝えるか。 前述しましたが、何かイベントを企画する時も、商品・サービスを開発する時も、他人に伝わらないと何も始まらりません。しかし、その伝え方が上手くない

LOCAL PRODUCE BOOK (5) 「強みの見つけ方論」

前回の「誰に」に続いて、今回は【何を】についてお話したいと思います。 ここでは、情報における「強みの見つけ方」≒ 「伝えるべき情報のコアバリューを見つける方法」について紹介します。ターゲティング論で、情報を届ける相手を把握する方法をお伝えしましたが、その定めたターゲットに対して、的確な情報を伝えたいですよね。 野球のボールでキャッチボールをしてるのに、サッカーボールを投げ返したり、バスケットボールを投げ返したりして「それじゃない感」を感じさせないように、同じ野球のボールを