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LOCAL PRODUCE BOOK(先行配信)

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<300人が受講・満足度100% > 都内の広告代理店7年・岩手県遠野市8年のプロデューサーが、失敗を重ねて身体で会得したストリートなローカルプロデュース術を、誰でも再現できるレ…
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LOCAL PRODUCE BOOK (12) 「事業化論_【その①】プロセス編」

さて、書き続けてきたLOCAL PRODUCE BOOKもいよいよ最終章。ラストは事業化論についてお伝えしたいと思います。 まず、【その①】として実例を交えながら「起業に向けたプロセス」について紹介したいと思います。 地域に入り、地域を知り、自分でやりたいことが出てきたり、または他人から求められていることが見えてきたりして、自ら事業化・起業・副業をしようと思った時に、どんなところに気をつければいいでしょうか? または、何気なくはじめた地域のプロジェクトを長く続けるための収

LOCAL PRODUCE BOOK (8) 「仲間の集め方・チームの作り方論」

LOCAL PRODUCE BOOKの書籍化に向けて書き進めてきた記事も8つ目となりました。おそらくこの記事も含めてもう4〜5本ほどで完結すると思います。引き続きよろしくお願いいたします。 * 今回は、プロジェクトマネージメント(以下、プロマネ)について。 いわゆるプロマネ。企画したものを「動かす」パートに入ります。ローカルに限らずプロジェクトや仕事で何かの案件を動かす場合には必ず必要なスキルですが、人もないお金もないローカルでプロジェクトを動かす時には色々と考えないと

LOCAL PRODUCE BOOK (5) 「強みの見つけ方論」

前回の「誰に」に続いて、今回は【何を】についてお話したいと思います。 ここでは、情報における「強みの見つけ方」≒ 「伝えるべき情報のコアバリューを見つける方法」について紹介します。ターゲティング論で、情報を届ける相手を把握する方法をお伝えしましたが、その定めたターゲットに対して、的確な情報を伝えたいですよね。 野球のボールでキャッチボールをしてるのに、サッカーボールを投げ返したり、バスケットボールを投げ返したりして「それじゃない感」を感じさせないように、同じ野球のボールを

LOCAL PRODUCE BOOK (3) 「企画の方法論」

つぎに、「企画」の方法についてお話したいと思います。 ローカルプロデュースの現場だけでなく、そもそも色々な仕事や活動の場で「企画」をする機会ってありますよね。けれど、誰しもやっていることなのに、驚くほど企画の仕方って誰からも教わる機会がありません。 プロデューサーにならずとも、プロデューサー的な考え方を身につけることは色々な人に価値のあることだと思うので、今回は「企画」について紐解いていきたいと思います。なんとなく、RPGゲームを始める際に、一番最初に持っている初期設定の

LOCAL PRODUCE BOOK (2) 「地域への入り方論」

「ローカルプロデュース」に関する本の出版に向けて、まずはnoteに書いていきます。 タイトルは「LOCAL PRODUCE BOOK」。 これからどこかの地域に移住して仕事をしようとする人、事業を作ろうとする人、起業しようとする人、副業などをやりながら暮らしを楽しもうとする人、地域おこし協力隊で赴任する人、地方の大学生・専門学校生、そんなローカルに関わりのある人に向けて書いてみます。 そもそも、僕のように「プロデューサー」と名乗らずとも、ほぼ全ての人がプランニング(企画

LOCAL PRODUCE BOOK (1) 「はじめに」 & 書籍化に向けて

東京で7年、岩手県遠野市で8年、プロデューサーとしてのキャリアは気づけば15年になりました。 広告代理店が行うナショナルクライアント向けのマーケティングやプロモーションから、移住を経てローカルの泥臭い事業の立ち上げ、机上ではないストリートなプロジェクトマネージメント、関係性づくりから始まるプロデュース、そしてゼロからの起業、法人化。 2019年からは、その経験を活かした研修プログラム「考えて動かす学校」をスタート。地域で活動する人々に向けて、プランニングとプロデュースの手