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LOCAL PRODUCE BOOK(先行配信)

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<300人が受講・満足度100% > 都内の広告代理店7年・岩手県遠野市8年のプロデューサーが、失敗を重ねて身体で会得したストリートなローカルプロデュース術を、誰でも再現できるレ…
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2024年3月の記事一覧

LOCAL PRODUCE BOOK (14) 「事業化論_【その③】マネタイズ編」

さぁ、いよいよラストです。事業化パートの最後「マネタイズ」について書いてみたいと思います。 前回・前々回とプロジェクトや事業をプランニングする方法について書いてきましたが、その事業でどうやって利益を上げるのか、または稼ぐためにどのようなことを考えておけばいいかお伝えしたいと思います。 やってみたい事業の大枠を作れたとしても、そこから実際に事業計画を作ったり、お金を稼ぐための事業プランニングをするとなると難易度はグッと上がります。広告畑で育った自分も最初はその壁に思いっきり

LOCAL PRODUCE BOOK (13) 「事業化論_【その②】プランニング編」

続いて、具体的な起業や事業化の手法について書いてみたいと思います。 まず、事業化の流れですが、おおよそ以下のようなステップを踏みます。ここでは特に大事な【STEP①:構想段階】に絞って書きたいと思います。 この構想段階で必要なスキルとしては、「①プランニング力」と「②マネタイズ力」があると考えます。詳しく解説していきますね。 「やりたいこと」と「やらないこと」プロジェクトについてアイディアを膨らませたり、プランニングをしている期間はとても楽しいです。色々できそう!と発想

LOCAL PRODUCE BOOK (12) 「事業化論_【その①】プロセス編」

さて、書き続けてきたLOCAL PRODUCE BOOKもいよいよ最終章。ラストは事業化論についてお伝えしたいと思います。 まず、【その①】として実例を交えながら「起業に向けたプロセス」について紹介したいと思います。 地域に入り、地域を知り、自分でやりたいことが出てきたり、または他人から求められていることが見えてきたりして、自ら事業化・起業・副業をしようと思った時に、どんなところに気をつければいいでしょうか? または、何気なくはじめた地域のプロジェクトを長く続けるための収

LOCAL PRODUCE BOOK (11) 「プレゼン論」

企画書論に続いて、「プレゼン論」についてお伝えしたいと思います。 圧倒的に場数。近道はない?この章では、よくある「声の音量」や「目線」、「話すスピード」といった具体的なプレゼンの話よりも、そもそも僕が大切にしているスタンスについてお伝えできたらと思います。 いわゆるプレゼンのスキルを身に付けたい方は別の本を読んでいただくとして、何よりプレゼンは圧倒的に場数なので、緊張感のある場で人に何かを話す機会をとにかくたくさん得ることしか近道はないのかなと思います。 一応、プレゼン

LOCAL PRODUCE BOOK (10) 「企画書論」

続いては、「企画書」についてお伝えします。 毎回書いている気もしますが、企画書づくりにも様々なノウハウとコツが詰まっています。ぜひ参考にしてみてください。 プロデューサーの「商品」 ≒ 企画書プロデューサーになって15年が経ちました。デザインを作るわけでも、WEBサイトを構築するわけでもなく、何をやってるか一見分かりにくいプロデューサーという仕事。その「技術」はなかなか見えにくいものです。 プロデューサーの技術を言語化してみると、「考える」ことと「動かす」ことだと思って

LOCAL PRODUCE BOOK (9) 「スケジュール・タスク管理論」

"広義のPM" について紹介した前回につづいて、今回は "狭義のPM" として「スケジュール・タスク管理」についてお伝えしたいと思います。 いわゆるプロジェクトマネージメント(以下、プロマネ)という言葉の本来の使い方であり、プロマネの基本と言ってもいいですね。 スケジュールが一番大事「スケジュール管理」は、プロジェクトを立ち上げ進めていく中で、実は最も大事な要素なのではないかと思っています。もちろん、利益を上げるとか、クオリティの高いものを作るとか他に大事な要素もたくさん