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スピード違反で捕まる


こんにちは!
愛車の三菱デリカでアフリカ大陸縦断中の管理人です。
ゴールの希望峰を目指して走り抜けます!

これまでのルート

ユーラシア横断日記まとめ → https://note.com/gakusnote/n/n48038e4e5994


◆2023年11月21日(火)

サフィから200kmほど南にあるタムリという街を目指して運転をしていると、スピード違反でネズミ捕りに捕まってしまった。制限速度の標識なんてどこにもないと思ってたんだけどなぁ…。罰金150ディルハムだって。なぜかその場で現金で支払わないといけないらしい。後ろでボスみたいな風貌の警官がニヤニヤしてるし、怪しすぎるので現金は持ってないと主張してみる。そして空っぽの財布を見せたら諦めてくれるだろうと思い警官にダミー財布をおもむろに見せると、なぜか10ユーロ札が入っているではないか…笑 10ユーロを払えば今日は見逃してくれるらしい。でも今のレートだと10ユーロって110ディルハムの価値しかないはずだけど大丈夫なのかな。ここでいきなりボス登場。

「今回は10ユーロで見逃してやる」
「…」
「差額の40ディルハムはオレがお前のために払ってやるからだ」
「…」
「おれは妻もいて子供もいて家計のやりくりが大変なんだ。それでもお前のために罰金の一部を肩代わりしてあげることにしたんだ。少しは俺に感謝しろ」
「…」

警察とやりとりしてる間、車内のスピーカーからずっとオードリーのオールナイトニッポンがそこそこの音量で流れてて若林と春日がゲラゲラ笑ってたの、ちょっと気まずかったな。次回(?)はスピーカーをオフにしよう。

タムリには17:00過ぎに到着。今晩はキャンプ場で車中泊します。

つづく

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