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人生劇場 ゲスト:村尾茂樹さん

ー人生劇場ー
10人集まれば、10の生き様がある。
様々な分野の方をゲストに迎え、”人生”について語ってもらいます。
時には質問をしたり、みんなで対話を重ねたり。
そうしてひとつの空間をつくりあげていく、60分のライブイベントです。

人生劇場 (1)


2021年1月27日(水)、今夜の人生劇場、ゲストは村尾茂樹さん。
島前高校三年生の生徒のお父様であり、隠岐神社の神主さんでもある村尾さん。
次々と展開していく村尾さんのトークに、会場はぐぐぐぐっっ、ぐっ、と、引き込まれていくーーー。

今回は、元島前高校魅力化コーディネーターの曽根さんにもスペシャルゲストとして来ていただき、ホワイトボードにグラレコを書いてもらった。

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わたしはこれまで、神社のお仕事というのは、神社の中で完結するもの、神社の外とはあまり関わりはないものなのだろうかと思っていた。

しかし村尾さんは言う。
「自分の殻にこもらないこと。神社にいるだけではわからないことがある」

村尾さんは、神社の神主さんとしてのお仕事以外に、海士町の議員でもある。
海士町がスローガンとして掲げている、「ないものはない」と言う言葉。
この言葉は、町のポテンシャルを引き出す力があり、また、それは、あるものや伝統を大事にできる町ということだろう。


うごきのあるもの、色のあるもの。
神社の外のつながりと結んでいく。こと。
今年、隠岐神社は後鳥羽上皇が島に来られてからちょうど800年となる。
隠岐神社は、この島とともにある。
ただそこにずっしりと、たたずんでいるだけではない。

隠岐神社は、町や、時には島の外とも繋がって結んでいく中で、この海士町を支えているのかもしれない。


〇あとがきみたいな〇
今夜は雲がなかったからだろうか、夜はいつもより空が明るかった。
人生劇場のあとは、一度外の空気を吸いに行ってみてください。
余韻が、言葉、空間から伝わってきた余韻の糸が、自分の中にまだ残っているはずです。隣にいる人や、ちょっと向こうに座っていた人、あるいは家に帰ってから、時には一人でじっくりと、その時その時のアフタートークを楽しむのも、人生劇場の醍醐味かもしれませんね。
(とき)

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