たった8秒の差
人類の進化で最も最先端にいる一つの目安とされるのが、100m世界記録ホルダー。
これはウサイン・ボルトなんですが、女子世界記録で言うと32年前にフローレンス・ジョイナーの出した10秒49になります。
成人女性の100mの平均タイムは17秒9。ボルトと比較するとその差は約8秒。
人類最先端の人間との差が8秒。
自分みたいな者は底辺。
私はゴミ人間だ。
俺は生きてる価値無し。
心の底から言ってるかどうかは別として、もし言ってることが正しいとしても「ゴミと最先端の差」は8秒。
平均タイムなので、100m20秒かもしれません。それでも差は11秒。
内定が出ていない、選考に進めない。100mのタイムなんてどうでも良い。
そう思われるかもしれませんが、事実として、その程度の差であることをわかって欲しいなと。人間、そんなに差がある訳じゃないと言いたいのです。
なお、決して1秒を削る不断の努力をされている方々を軽んじている訳ではありません。僕も元アスリートなので十二分にその大変さを理解していることをご承知おきください。
面接結果は5割実力、5割運だと考えます。(僕の体感なんですが)
なぜならば、面接とは、面接官との相性やほかの応募者と比べる相対評価の割合が大きいからです。
面接官との相性なんて基本的には話してみないとわかりません。どんな応募者がいるかも選考が始まらなければ不明です。すなわち、自分ではコントロールできることではないと言えます。
なのに内定が出ないことに対して、自分のことをゴミ、クズと言ったり、酷い場合は死を口にする方がいます。
その結果の半分が運なのに。
悲観することは無いんですよ、ほんとに。準備不足は反省すべきですが、結果には悲観する必要はありません。だって半分運なので。慰めるとか優しい言葉をかけたいとかじゃないですよ。自分を卑下する時間があるんやったら、自分が大事にしたいこととどうやったら叶うかを追求して欲しいだけです。シューカツにおいてはときに、自己否定が想像力や行動を妨げてしまうので。
でも、だからといって運まかせではいけませんよ。なんや言うても5割は実力であることをお忘れなく。
なのでガクチカでは、ちゃんと自分のことを語る、理解する、企業のことを知る、そこに入社した未来をイメージするなど、お手伝いをしています。
ありがたいことに
「自分の仕事軸が明確になった」
「自分を語れたので内定いただけた」
「入社後のイメージができた」
などのお声をいただいています。ありがたや。
ぜひ一度お問い合わせください。
ガクチカ代表
中岡ごう
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