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「伝える」だけでは70点。

男女が出会い、苦難を乗り越えゴールインか、なんらかの事情で別れる。

世の中の恋愛ドラマは、だいたいそれで説明できます。

なんと味気ない。何がおもろいんやと思うでしょう。なぜならば、ストーリーを「伝えた」だけで内容は伝わらないからです。


選考においても同様です。

「伝える」だけでなく、「伝わる」文章。それがヒントです。

【例文1】
飲食店でのアルバイトでは、リーダーをしていました。シフト管理や新人の指導だけでなく、季節ごとのメニューの企画なども担当し、2020年は前年比120%の売上を牽引しました。

【例文2】
アルバイトリーダー時、「イチゴクリームタルト」を開発。売上は昨対比120%となり、レギュラーメニューとして採用されました。仲間と深夜まで考えたキムチまみれチャーハンやエンドレス玉ねぎなども大ヒットしました。

同じアルバイトの話でも、例文1と2を比べてどう受け取りましたか?2の方が具体的かつ、何に取り組んだのかわかりやすいですよね。限られた文字数の中で何を伝えるのかを絞り、具体的にし、その時の状況を思い浮かべやすいように意図した文章です。

何より、例文2を書いているときの方が「面白い」と感じるはずです。その時の心の動きや感情を思い浮かべて書いているので心がワクワクしたことでしょう。

書き手がワクワクしたとて、読み手がワクワクするかと言われると必ずしもそうでは無いですが、書き手がワクワクしない文章に読み手が心躍ることはありません。

事実のみを伝えることでも、エントリーシートの役割は果たせているのですが、「その人に会って話を聞いてみたい」と思わせるのは、やはり「伝わる」文章です。

実際、伝わる文章に変えて書類通過率が上がったという声も聞いています。

もしエントリーシートを作成しているのであれば、ぜひ「これをもっと面白くするにはどうしたらいいか?」という観点で見直していただけると幸いです。

ガクチカでは、エントリーシートを面白くするためのアドバイスも実施しています。ぜひご相談ください。

ガクチカ代表
中岡ごう

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