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「鳥取シゴト留学」レポート@株式会社フジ電機

学生人材バンクがコーディネートする長期実践型インターンシップ「鳥取シゴト留学」に参加した学生さんの声をお届けします!

※リンク先より、弊社がコーディネートするインターンシッププログラムをご覧いただけます。

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今回紹介するのは、鳥取大学工学部1年生の北川大智さん。鳥取県岩美町の株式会社フジ電機さんで約9ヶ月間の鳥取シゴト留学に取り組みました。フジ電機さんは、家電などの電子基板の製造を行なっている企業です。また、大学と連携し、花の生長を促進するLEDライトを自社で開発するなど、チャレンジングな取組も行われています。

北川さんに与えられたミッションは、基板の部品が正しく設置されているかを機械で判別する「画像認識プログラム」の開発。目視ではなく機械で判別することにより、業務の効率化を図ることができます。北川さんは製造業の現場を体験したのち、プログラムの開発と改良に取り組みました。活動終盤には、北川さんがプロジェクトを離れた後も社員の方が活動を引き継げるよう、マニュアルの作成も行いました。会社の発展につながる成果を残し、社長をはじめ、社内の方から良い評価をいただきました。
鳥取シゴト留学修了後の北川さんの声をお届けします。

僕には『医療用ロボットの開発』という夢があります。そのために今まで勉強を続けてきましたが、それだけでは何か足りないのでは、と感じていました。今回のプロジェクト内容は『画像認識プログラムの開発』ということで、異分野ではあったのですが、企業で働くという経験と価値観を得たいと思い、鳥取シゴト留学に参加しました。

プログラム開発では、基板に付いているひとつひとつの部品を読み取らせるために、機械に指示を与えていきます。一通りプログラムできた後、基板を機械に通し、反応を確かめます。基板に正しく部品が付いているのに「付いていない」と反応が出た場合や、認識に時間がかかる場合は、プログラムを改良していきました。活動自体は地道なものでしたが、どうしたら短時間で質の良いものを生み出せるか、試行錯誤しながら進めました。

活動する中で『計画力』が身についたように思います。今まで計画せずにものごとを進めることが多かったのですが、作業進捗の見通しを持ちながら進めないといけない製造業の現場で、現実的な計画を立てて、実行していくことの大切さを学びました。『現実的な計画』を立てる上で、自分のキャパシティを把握することも大切ですね。

普通に生活をしていたら、社会人の方とコミュニケーションを取ることってないな、と。今回、シゴト留学に参加したことで、その経験もできました。どういう伝え方をしたら相手に伝わるか、失礼にならないか、に気をつけましたね。相手が忙しそうにしてないときを見計らって相談に行くなど、会社で働く上でのちょっとしたコツも学べたように思います。自分で考えて仕事をすることももちろん大切ですが、考えても答えが出ないことも多々あるので、周りの人に相談する大切さも学べました。

社長から学ぶことも多かったです。困ったらしっかり話を聞いてくださいますし。社長自身も色々な物事から学ぶ姿勢がある人だなと感じました。僕自身も人の上に立つ立場になったとき、社長のようになりたいな、ならなきゃな、と思えました。

今回の活動を通じて、自分の夢(医療用ロボットの開発)にさらに自信を持つことができました。これまでは、ロボット化、オートメーション化全般は『雇用が減る』などの課題があり、地方には不向きではないかと思っていました。ですが、世の中がどんどんオートメーションに切り替わっていく中で、企業や地域がこれからも発展するために、ロボット化やオートメーション化は必要な技術なのだと思いました。それは、現場に入ったからこそ気づけたことでした。

活動をやり遂げたことや、社長をはじめ社内の方から自分の仕事を求めてもらったことは、これからの自信につながりました。自信を頑張る原動力にして、これからも自分の夢に向かって進んでいきたいと思います。

今回、シゴト留学にチャレンジして本当に良かったなと思います。たくさんのことを得られました。将来に迷っている学生さんはもちろん、自分の志望とインターン先企業の業界が多少異なる学生さんも、参加する価値があると思います。どこの業界、企業に行っても生かせることが学べますからね。ただ、やり遂げる意思を持つことは大切だと思います。

以上「鳥取シゴト留学」に参加した北川さんの声でした。
本プログラムに興味を持たれた学生の方や企業の方は、ぜひ弊社までお問い合わせください!

お問い合わせ先:info@jinzaibank.net(担当:松梨)

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