なぜこの建物だったか



私はなぜこの建物を買ったのか。
あれは9月の晴れた日の朝、駐車場に「売物件」の看板が。整骨院の駐車場が売りなら、建物ももしかしたら売りかもしれない。
会社についてすぐに不動産屋へ電話かけました。
「9月末に整骨院を閉め、翌3月に院長先生は東京へ引っ越されます。」
建物も売りたいとのこと、翌週内見しました。
「劇場にしたいから地域(用途制限:商業地域、近隣商業地域、準工業地域、狭ければ準住居地域)はOK、2方向避難できて、トイレが2つ(もしくは1つで増設するスペースがあるか)という基本はOK」「シンプルな長方形、できればロビーが欲しいもOK」「外観は大好きは白のタイル貼り、ひび割れは大きなものなし、1階劇場部分は大きな修繕なく使用できる」を素早くチェック、写真と記憶の中の図面を見返して・・・。さらに翌週、購入申し込みをしました。「後はお金借りてきます!」

ある9月の晴れた朝が来た時に、運命の女神の前髪をつかみ損なわなくてよかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?