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“文春砲のルーツは大正時代からあった。”門井慶喜が語る『文豪、社長になる』。

人物にフォーカスした歴史小説で新たな感動を呼び起こす。
門井慶喜。
2003年にオール讀物推理小説新人賞を受賞し
『キッドナッパーズ』でデビュー。
2018年には『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞。
最新刊は『文豪、社長になる』(文藝春秋)




文豪とは菊池寛のこと。
そして、菊池寛が社長を務めたのが文藝春秋。

明治・大正・昭和を舞台に、
文豪にして文藝春秋創業者・菊池寛の生涯を描いた物語。
その成功はもちろん、失敗、そして友情に厚く
ちょっと憎めないその人柄も描いた。
登場するのは芥川龍之介、直木三十五、石井桃子・・・
彼を取り巻く名だたる作家たちとの出会いと別れ。

そして、今の時代を生きていたら
必ずや文春砲に撃たれていたであろう・・・
そんな菊池寛でもあった。

“今の、文春砲は大正時代からあった・・・”
“公私混同で人生を突っ走った”
“歴史が書くべき人物を用意してくれる”

貴重で楽しいお話。じっくりとどうぞ。

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門井慶喜

1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年、オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。15年に『東京帝大叡古教授』が第153回直木賞候補、16年に『家康、江戸を建てる』が第155回直木賞候補となる。16年に『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、同年咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。18年に『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞。他の著書に『ゆけ、おりょう』『東京、はじまる』『地中の星』『信長、鉄砲で君臨する』など多数。

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