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他分野にどっぷり浸かる経験「逆光のレンズフレア」イベスト感想【プロセカ】
前回の劇団で教えてもらった映画エキストラの出演から、欠員を埋める形で撮影終了まで関わるスタッフに。出演前も出演後も映画を沢山みていて、ワンダーステージを一度離れて修行編に入ったからこそ、演劇とは違う分野にどっぷり浸かる期間が作れました。普段から視野を広げ色々見ようと意識していても、その世界に深く入らないと体感できないことは沢山あるので、こういう経験は後々力になります。
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サイストでも色々映画を見ていた話が出てきました。
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特に、常に演出を考え続け、表現し続けてきた類にとって、助手として監督にべったりついて徹底的に学ぶ期間というのは、今までなかったのではないかと思います。
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監督は、実力は確かですがかなりアクの強い人物。クセなら類だって強いのですが、監督は人当たりがきついという”アク”の強さを持ちます。コミュニケーションである限りは、自分の良さ「クセ」は活かしつつ、「アク」は自覚的に抑える必要があります。
類を助手として付けるシーンでも「骨のない若者」を引き合いに出しています。監督自身も業界では若手ではと思うかもしれませんが、中学生や高校生同士でも3年生が1年生に「俺が1年の頃は…」と言ってしまう人もいるので、さして年齢は関係ないものです。
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ただ、観察力も言語化能力も高い、対話もうまい、物怖じもせず気概のある類(改めてすごい)にとっては、アクの強さは関係なく、純粋に監督の高い能力から学ぶことができます。指導者側も教えがいも物凄いでしょう。
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クライマックスシーンの撮影がイメージ通りにならず、行き詰まった監督と類に、如何にも強者感のする謎の人物が突然現れて"感想"を漏らして去っていきます。翌日、類は台詞を獏野さんに合わせて変えることを思い付くも、監督はその一歩先台詞を無くすことでより主人公の想いが伝わる表現となった、という展開となりましたが、個人的には類の発想の最後のピースがえむの野菜抜き焼肉弁当というアイデアだったのが好きです。(野菜は食べよう。でも、無人島で食料危機でも食べないと言ったくらいなので、食べないのでしょう…。)
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(原作者と映像化する側との関係を補足しておくと、要はコミュニケーションが取れて双方が合意し、敬意を持ち合っていること大切です。双方納得していれば、台詞改変や見せ方の変化も出てきますし、そうして素晴らしいものとなった作品も多々あります。映像と演劇では効果的な演出が違うという話も出ましたが、それは小説にも漫画にも言え、むしろ原作の雰囲気を最大限出すためにこそ媒体変化に合わせた工夫が必要な場合もあります。今回は原作から考え獏野さんを登用しており、出来てから公開まで時間がかかるのはその擦り合わせも含めてのことと思います。)
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最後にはカギとなった謎の人物が、今後のワンダショとの邂逅を予感させて終幕。今後の展開も楽しみです。
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画像出典:『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』イベントストーリー「逆光のレンズフレア」2024年、
SEGA・Colorful Palette・Crypton Future Media
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