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算命学の根幹にある陰陽五行説⑥

陰陽の融合 干と支を結合させた「干支」である。
十干と十二支を連結させる「静動理論」
バランスの取れた状態を「静」、片寄った状態を「動」を作ると考えている。そこから融合する時に、片寄った、陽対陽、陰対陰では「動」を作り、バランスと取れた、陰と陽、陽と陰では「静」を作ると考えた。

十干と十二支を全て連結させると120種類の組み合わせがあるが、静動理論によって暦法で使用するのは60種類だけである。
例えば、十干の「甲」は陽干に十二支を組み合わせると、甲子・甲丑・甲寅・甲卯・甲辰・甲巳・甲午・甲未・甲申・甲酉・甲戌・甲亥とあるが、
甲は陽干で、子は陽干であるので+と+で東方に進み時間を表す暦として使用出来る。
それに対して、甲は陽干で、丑は陰干で+と−の組み合わせは、陽と陰で「静」となり進まないので暦としては使用しない。そのため暦に使用したのは動を作る60種類で構成されている。

 1甲子 11甲戌 21甲申 31甲午 41甲辰 51甲寅
 2乙丑 12乙亥 22乙酉 32乙未 42乙巳 52乙卯
 3丙寅 13丙子 23丙戌 33丙申 43丙午 53丙辰
 4丁卯 14丁丑 24丁亥 34丁酉 44丁未 54丁巳
 5戊辰 15戊寅 25戊子 35戊戌 45戊申 55戊午
 6己巳 16己卯 26己丑 36己亥 46己酉 56己未
 7庚午 17庚辰 27庚寅 37庚子 47庚戌 57庚申
 8辛未 18辛巳 28辛卯 38辛丑 48辛亥 58辛酉
 9壬申 19壬午 29壬辰 39壬寅 49壬子 50壬戌
10癸酉 20癸未 30癸巳 40癸卯 50癸丑 51癸亥


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