見出し画像

【不登校についてみんなで話す会】しばらく開催休止します。

たぶん2021年8月から続けてきた不登校児をもつ親の会【不登校についてみんなで話す会】ですが、2024年6月からしばらく開催を休止します。再開は未定です。

5月7日が休止前最後の開催でした。この日はこれまでいちばん多く参加してくださった方がいらして、ゆっくりとお話をさせて頂きました。

その方が初めて会をお訪ねくださったときは本当に弱ってらっしゃって、心配になるほどのご様子でした。それから度々足を運んでくださるうち、ちょっとずつ明るいお顔になっていかれました。お話しで聞くお子さんの様子も、行きつ戻りつではありましたが、少しずつ少しずつ進んでいき、今月はこれまででいちばん特大の変化(良き方向への)を聞かせてもらうことができました。

そんなご様子を見ていると、不登校で子どもも親も辛いとき、親が心からどうにかしたいと思って行動を起こすことができたら、そこからずっと動き出さないということはことは絶対にないんだなと感じられます。

動き出すまでにどれほどの時間がかかるかは、本当にひとりひとりのケースによって異なりますね。辛い時期が長引いている方も多いでしょう。そういうときは、話をする場がある、聴いてくれる人がいるだけではどうにもならないこともあると思います。難しいですね。

なんかこのところ、不登校を取り巻く状況や人々に関して思うところはあるけれど、うまく表せなくなっていて。一旦離れて眺めてみようと思いました。

このnoteでは、コロナうつ不登校から回復して再登校するようになった息子の様子を綴ってきました。しばらく書かないまま年月が過ぎてしまって、彼ももう中学一年生です。新しい友達もでき、当たり前のように通学しています。不登校の苦しみのさなかでは、とてもこんな日が来るとは思えなかった。本当に苦しかったけど、その日々の中で私も少しずつ自分を取り戻し、いつしか世界がまるっと変わって今は子育てや親でいること、生きることが心底楽になりました。本当に素晴らしい変化をもたらしてくれた、宝物のような経験です。それはこの先もここに記録していきたいと思っています。

元気で健康な人が生きるという前提で作られた世界の陰で、傷ついて苦しんでいる人が大勢いるということは、この先も忘れずにいたい。

ひとまず、ここまで【不登校についてみんなで話す会】に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?