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問題を解決する力

【プティパ通信 2020年11月号】
日々の生活の中でも何かしら「困りごと」は起きるものです。
例えば、料理をしている時、使おうと思っていた材料や調味料がなかったりすることもあるでしょう。
そんな小さな「困りごと」を解決するために、いろいろな方法があります。急いで買いに行く、別のもので代用する、または献立を変えてしまうなど…。
このように問題が起きた時「どうすれば解決できるか」を考えることは頭を鍛えてくれるものです。もちろん子どもでも同じです。お絵描きをしていたら使いたいクレヨンがなかった、セットになっていたおもちゃが一つなくなっていた、一緒に遊ぼうと思っていたお友達が出かけてしまっていた、などなど…。思い通りにならない時、癇癪を起してしまうこともあります。
そこで「では、どうしようか」と考えるように導くことが大切です。「じゃあ、これしてみない?」と提案して、うまくいったことは大いに喜んであげてください。こういう経験を積み重ねると「問題が起きても何か方法があるはず」と考えるようになり、達成の喜びを知るようになります。
どんな問題が起きようと、方法を考えて解決に導ける力は将来いろいろな試練に出会っても諦めずに取り組む力の源になります。

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