なぜNew3DSは高騰しているのか

New3DS New3DSLL New2DSLLの高騰がエグい。
中古なら5千円くらいで買えるのかな~と検索して見たら、
中古でも2万~、新品なら4万。Switchが買えてしまう。
2024年現在、既に過去の製品となり、オンラインサービスも終了した
3DS シリーズが何故高騰しているのだろうか。

理由として以下の点を考えてみた
1.モバイル機として丁度いいサイズ・重さ
2.エミュ機として必要十分なスペック
3.当たり前だが3DSの名作が問題なく遊べる
4.生産終了による希少価値

1.モバイル機として丁度いいサイズ・重さ
スマホケースにも入るコンパクトさ、持ち運びやすいサイズ。
5インチQVGAクラスの液晶は、出先で遊ぶのに丁度いいのだ。
自分はモンハンライズをするため、新型Switchを持ち運んでいるが、かなり大きく重いと感じる。

ちなみに対抗馬は、Switch lite 、泥スマホ、中華ポータブルゲーム機。
Switch liteは少し大きくケースを選ぶ。そして現状CFW導入が難しい。
泥スマホは、物理ボタンが無い。中華機は品質にバラツキがあるので数千円をどぶに捨てる覚悟が必要だ。一方3DSは任天堂の品質だし、スティックパーツ等の入手も比較的簡単だ。

2.エミュ機として必要十分なスペック
 CFW、RetroArchでPSまで十分に動く、過去の名作を遊ぶのにほんとに丁度いいのだ。まぁ、この点は泥スマホや中華ポータブル機とほぼ互角ではある。

3.当たり前だが3DSの名作が問題なく遊べる
 名作3DSソフトも当たり前だが遊べる、中華ポータブルゲーム機では3DSエミュが動いたとしても、上下に2画面表示が事実上無理なので、このアドバンテージは大きい。RPGやポケモンの名作が確実に、快適に動くのだ。本物のDSだからこその絶対的強みである。
 ちなみに3DSエミュはそこそこ重いので、安価な中華ポータブル機ではスムーズな動作は無理。Antutu20万点クラスが目安になると思われるので、スマホでも1万円以内で買うのは難しいクラス。2画面や物理ボタンがないからそもそも快適じゃないけどね。

4.生産終了による希少価値
 以上の通り、ポータブルゲーム機としてめちゃくちゃ使えるNew3DS、CFWが比較的簡単に導入しやすくて便利なのだが、2023年に生産が終了している。Switch Lite が出た2019年頃には3DSもそろそろお勤めご苦労様、的な雰囲気が漂い、新品も中古も相当に安かった記憶がある。New2DSLLなんて5千円前後で投げ売りされてたのではないだろうか。
 しかし、現状でも極めて実用性が高い為、今でも持っているような人間は中古市場にしばらく出さない。マニアは手に入らなくなるのを恐れ買占めている。これがNew3DS高騰の原因だろう。
 Swichの海賊版対策はしっかりしており、誰もがCFWを導入できるものではないので、New3DSの需要はそれなりに強い、にも拘らず生産が終了し、今後の入手性が悪くなると思われる為、中古価格が高騰してる。

 SwitchLiteのCFW導入が簡単にならない限り、状況はかわらないのではないだろうか。


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