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前年初出場からの躍進! @JAM EXPO メインステージ争奪戦ライブ 運命の日、メインステージに進むことになったのはC;ON(シーオン)だった。#2 22.05.28
配信ポイントは2位
@JAM EXPO メインステージ争奪戦。今回出場することとなったのは
「ウイバナ」
「綺星★フィオレナード(スタフィオ)」
「SAISON」
「ベンジャス!」にシーオンを加えた5組。
8月26日から3日間、横浜アリーナで開催される「@ JAM EXPO(アトジャ)」のメインステージの出場権をかけた戦いがはじまりました。
エントリーグループの発表後に、この争奪戦のなかで、SHOWROOMによるポイント勝負があることが判明します。
これは例年通りですが、5月28日のライブの持ち時間が配信ポイントで変わります。結果的に2位となったシーオンですが、SHOWROOM配信での無銭ポイントの手に入れ方などを素早くファン同士で共有し、こういったレースに慣れないながらも、力を結集した結果だったと思います。
シーオンは実力に人気がついてきていない
正直課金には消極的な立ち位置の自分でしたが、いざ始まってみると予想外に投げました。過去に推しグループがやるときでも、一線引いていたのに、なぜそうなったのか。
配信がおもしろかったことなど、いろいろありますが、配信中のどなたかのコメントが代弁してくれていました。
それが「シーオンは実力に人気がついてきていない」ことです。
自分が贔屓目にみているだけかもしれません。勝手な思い込みだったとしても「実力はあるのに評価されないこと」へのもどかしさが、応援する原動力になったことは間違いないところです。
そして、自分以外にも多くのファンの方がポイントを入れていました。
制度上パフォーマンスで来場ポイントが変わるのは難しい。でも、どのグループも全力だった。
いざ、争奪戦のライブ当日です。
正直、ひとり1票なら推しグループに入れて終わりです。
でも「××のオタクだけど◯◯いいじゃん!」と思わせることは、来場ポイントにはならなくても(2グループ投票できないので推しグループに入れるだけ)、将来にはつながると思っていました。
オタクの頑張りのほうが「見える勝負」であるものの、アイドルのほうも「見えにくい勝負」があるのではないでしょうか。
参加したどのグループにも「見えにくい勝負」へのこだわりを感じました。
すべてのグループに「いいな」と思うところがありましたし、終演後のコメントでは「いまできる自分たちのパフォーマンスをステージで出せた」というものが多かったです。
ZEPPという大舞台、ポイントを投げてくれた人への感謝、目の前にいるファンに応えたい、そして自分たちの夢のために! 多くのモチベーションが重なりあい、対バンとしてレベルの高いものになったと思います。
予想外だったセットリスト
4番目におこなわれたシーオンのパフォーマンスですが、自分自身とても緊張していました。先ほど書いたように動員のポイントがかわるわけではないのは、理屈ではわかる。
ですが、悔いのないライブで自分たちの集大成を見せられるか。アクシデントはないか(リリイベでマイクの調子が悪いときが続いたので)、など不安な気持ちがありました。
ステージ自体は25分のなかに7曲を入れた圧巻のものでした。
メリハリも素晴らしく、特に「Re:take」をショートバージョンにして「noisy」につなげたところが印象的でした。
そして、ラストは「イキルイミ」「響け」の2択だと思っていましたが。
「Bon Bon Boooon!!」を予想した人はどのくらいいたのでしょう。でもこの曲のよさを再確認できました。
結局自分自身は、予想したセトリと同じなのは「noisy」だけでした。
また、横の幅を限界まで使っているのがわかりましたし、それによってボーカル組も息の続く限界まで動いていたのではないかと思います。
勝敗を超えた「誇り」
終演後には涙が止まらなかったです。
「素晴らしいステージをありがとう」という、その感謝の気持ちしかなかった。
ここで投げ銭のシステムがあったら凄いことになっていたかもしれませんね。
繰り返しますが、「シーオンが評価されていないこと、というかそもそも評価すらされてないのではないか?」
というアイドル界隈(イベンター)への不信感を、今回のイベントを通して抱いていました。
ですが終演後は、他人がどう思おうとも、結果はどうであれ、自分はシーオンが一番だと思ったし、1年ちょっとですが応援してこれてよかったし、シーオンが好きな自分が好きだという感情になりました。
それこそが「誇り」なのかなと。
なので、1位が決まったときは、喜びというよりホッとした感じでした。
そうはいってもうれしかったし、栞音さんが崩れるのは驚いたし、もうそこで、もらい泣きでした。
酒に酔うのと同じく、先に泣かれると残ったほうは冷めてしまい、泣きたくても泣けないこともあると思います。
発表前から泣き顔だった愛佳さんを気にすることなく涙する栞音さんの姿は、5年間をここにぶつけたという彼女の言葉に偽りがなかったことの現れでした。
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最高のフィナーレで幕を下ろしたライブでしたが、当日のことを振り返りすぎて、横アリに向けてのことが書ききれなくなってしまいました。
また次の機会に書こうと思いますので、よろしくお願いいたします。(続く)
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