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C;ON(シーオン)武道館への道 #10 がきおの「シノゴノ云わずファボります」 23.5.22.


「かこ様おめぽんぴ〜誕生祭」C;ON(シーオン)のサックス担当、石橋佳子さんのバースデーライブが多幸感あふれる「ぽんぴぃワールド全開」だったことについて


双璧-優劣がつけられないほどすぐれたふたつのもの-

シーオンを観はじめたころ、佳子さんと聖奈さんの姿を目の当たりにして、この言葉が頭をよぎりました。
「璧」というのは中国で昔から宝とされている宝石のようなものです。細かいですが、「壁」とは違い下が「玉」になっています。

さて、5月20日横浜にてシーオンの「双璧」サックス担当の石橋佳子さんのバースデーライブがありました。


YouTubeにあがっているシーオンのライブ動画しか見とことがない人ならば「佳子さん=クール、カッコいい」というイメージを持つと思います。可愛いというより、美人。

しかし、それは佳子さんの魅力の半分でしかありません。
本人が大好きなキャラクター「ひつじのショーン」をあしらった被り物をして、颯爽と?登場した佳子さんの姿が、今回のライブの方向性を決めてくれました。

アイドルの生誕ライブとは思えないセットリスト

今回は本職のテナーサックスだけではなく、アルトサックス、さらにはエアロフォン(デジタル管楽器)での演奏もありました。
シーオンの生誕に見受けられる、メンバーによる「おもてなし」の精神が今回もありました。

祝う立場の我々が素晴らしい演奏に浸ることができることに感謝しかありません。

T-SQUAREの懐かしい曲も綺麗な音色で披露してくれました。

写真:おかぴーさん


さらには、佳子さんにまつわる「○×クイズ」など、今までのシーオンの生誕ライブとはまた違った趣向を凝らした楽しいものになりました。

独特の口調(栃木訛り?)でのほんわかとしたトークは、ライブでの姿とのギャップからさらなる魅力を形成しています。これぞ「ぽんぴぃワールド」でした。

そして最後はモーニング娘。の「でっかい宇宙に愛がある」でまさに大団円。個人的に「メンバーが歌う機会を」と思っていたのですが、この曲のセレクトもとてもよかったですね。振付も最高でした。

改めて振り返ると前半のサックスソロとのギャップが凄すぎます。

1週間ぶりのライブは、本当に多幸感いっぱいの楽しいものとなりました。

佳子&聖奈が、シーオンを唯一無二のグループにする

突然ですが、佳子さん、聖奈さんが、ギターやベース担当だったら、シーオンのシーオンらしさがなくなる気がするのです。

もちろんロックバンドにはロックバンドのカッコよさはありますが。

煌(きら)びやかで、あまり我々には馴染みのない管楽器を持ちながら、ステップを踏んだり楽器を揺らし振りをつけたりする姿。
彼女たちはヴォーカルに対する「バック」じゃないんですよね。

シーオンをよく知らないアイドルファンは、シーオンが「高尚な音楽」を披露しているように思われているかもしれません。
決して「わかる人にわかる」といったものではないし、かといって低俗なものでもありません。

「ファンを楽しませたい」というところからくるエンターテイメント、それがシーオンです。

もちろん、そのエンターテイメントのベースとなる演奏技術は確かなものです。

個人的な話になりますが、中森明菜の「ミ・アモーレ」のカヴァーが、私とシーオンとの出会いでした。
ところが「ミ・アモーレ」でなぜか間奏のサックスとバストランペットの部分で泣きそうになったことがあったのです。

それは「明菜が好きだからシーオンが好きなのではなくて、シーオンの音楽が好きなんだ」と気づいた瞬間でした。


誰が名付けた? シーオンの「ビジュアル担当」

「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら世界の歴史は変わっていただろう」

有名なパスカルの言葉です。
ちょっとしたことでも歴史に大きな影響を与えることを表しています。 

それでいくと、

石橋佳子の鼻がもう少し低かったらシーオンの歴史も変わっていた、かもしれませんね。

実際の佳子さんの鼻ではなくて、「華」という意味です。

佳子さんと聖奈さんには「華」があるんです。
「バックではない」と触れましたが、ステージのふたりはキラキラした宝石のようで、しかもその輝きは同じ色ではありません。
だから、甲乙つけ難く並びたつ「双璧」なんです。


そんな佳子さんですが、昨夏のTIFでもビジュアル面を切り口に紹介された記事がありました。

某YouTubeチャンネルでの「アイドル顔面ランキング」でもランクイン!


ビジュアル担当になっていますが、佳子さんのメイクは初めて観たころは、韓国風のキリッとした感じでしたが、いまは柔らかい印象もあり、いろいろと考えているんだなと感じることもあります。
「美は一日にしてならず」です。

サックス奏者としてもヴィジュアル担当としてもさらに自身を磨いていってくれるであろう佳子さん。

その美しさがクレオパトラと並び称されても、頭にはエジプトっぽい宝石ではなくて、「ひつじのショーン」を被っているかこぽんぴぃさんでいてくれそうです。
そのギャップでこれからも魅了してください。

とにもかくにも。

お誕生日おめでとうございます!

写真:ゆうのんさん

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