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クローズドスタンスの簡単な作り方……

さて、本日はスタンスについてのお話になります。

ご存知だとは思いますが、基本的なスタンスは大きく分けて三つになります。

オープンスタンス、ミドルスタンス、クローズドスタンスの三つですね。

オープンスタンスは右利きの場合、軸足のつま先がボードを向いている状態になります。

ミドルスタンスは大体斜め45度を向いている状態です。

そして、クローズドスタンスは軸足とボードが平行になっている状態です。

この三つのスタンスの中で、最も身体が安定するスタンスがクローズドであり、その逆で身体の自由度が高いのがオープンスタンスになります。

一番多いのがミドルスタンスであり、その二つのいいとこ取りをした一般的なスタンスとして知られています。

しかし、本当に今のスタンスが自分に合っているのかを試す為には、実際にそのスタンスを取って投げなくてはわかりませんよね?

これは身体の柔らかさなどによって変わってくるのですが、今回はその中でもクローズドスタンスの簡単な作り方についてご説明を致します。

別にクローズドスタンスを勧めているわけではなく、単にクローズドにしたくてもならない方というのが一定数いらっしゃると思います。

まず、スローラインのやや手前で立ち、足をボードと平行にするようにして立とうとすると、足が一定以上平行にならない……という方は多いのではないでしょうか?

それはそうです。

ほとんどの方はその際に身体がボードに向いている状態なので、足の関節がよほど柔らかくなれば、その状態でクローズドスタンスは作れません。

では、どうすればクローズドスタンスが簡単に作れるのか?

答えはとても簡単です……。


まず、ダーツボードに対して完全に横を向きます。


その状態であれば、軸足とボードは自然と平行になります。


そうして立った状態で、今度は身体をダーツボードの方に向けてみてください。


全員が全員ではないと思いますが、一定数の方はそれでクローズドスタンスが取れるはずです。


なので、毎回スローラインに立つ前に、完全に横を向き、それからセットアップする……ということをすれば、自然とクローズドスタンスは完成するのです。


岩田夏海選手なんかはまず横を向いてからスローラインに立っていると思います。

さて、それでしばらく投げてみて、自分に合っているかどうかというのを見極めていただければと思います。

例えば、今までオープンやミドルで軸足が痛くなっていた方は、もしかするとクローズドに変えることにより、それが緩和される可能性があります。

現に私がそうでした。

二時間程度で軸足である右足に激しい痛みが伴っていたのが、クローズドに変えることにより、ほとんど痛まなくなりました。

なので、自分とってはクローズドが合っていた……ということになります。

なので、必ずしも全員というわけではありませんが、全てのスタンスを試す為の方法として、捉えていただければ幸いです。

今回は以上となります。

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