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チラシから見る大統領師匠の歴史⑤


こんにちは、大統領師匠の作・演出・大統領:中田です。ゆるいコントを作り続けた流浪のユニット大統領師匠も遂に5周年。5回目の公演を迎えました。

タイトルは、「アラスカ」。

色々荒らす破天荒な公演にしてみようという思いで付けた、いつも通りのダジャレですね。チラシはいつも僕と相棒の遊佐の写真のみだったのですが、今回はもう、演者全員出してみようという事になり、出来たチラシがこちら!

どうです、全員とーくの方に見えるでしょう?左から、鶴町下村狩野・黒須・菊地湯田利根谷戸・遊佐、そして僕です。ダルマさんが転んだをしております。演者全員よりも、前面に、全く本公演に関係の無い女性に映って頂きました。とてもお美しい方でございます。

ロケ地は真冬の葛西臨海公園での写真撮影…寒風がもう、激しすぎて、中々の地獄でございました。よく風邪をひかなかったものです。

(↑缶バッチの撮影)

(↑色々御助力して頂いた八敷家のお嬢様)

(↑撮影後の打ち上げ風景。「温かいって大事だよね」と当たり前の言葉を噛みしめる僕ら)

そんな寒さと戦いながら完成したチラシなのですね。思い入れ充分、出来も素晴らしいチラシです、アラスカという言葉に青がとても似合っています。



そして始まった稽古。いつも通り必要以上に書き溜めた台本を読みながら、これをやる?それともあれをやる?などと試行錯誤の稽古を繰り返します。

(↑うるとら稽古風景)

今回のメンバーは、ほぼほぼ前回公演ドイツからのメンバーが多かったので、様々な面で話が早かったですね、固定メンバーの劇団ってこういう良さがあるのだなぁ~と思ったモノです。

(↑ヌヌ子稽古風景。ヌヌ子役の菊地さんがスタンバイしております)

(↑ヌヌ子の声録音風景。私です「ウォォォー」って言っています)

(↑CM撮影稽古。再びの泥子。そして黒のダウンベストが二人もいる稽古場)

(↑サッカー稽古。実は出演者は出演していない時もずっとリアクションをしているのでした。奥の方で)

(↑小屋入り直前の稽古場。みんなスマホゲームしかしていなかったらどうしようと一人震えております。そして「椅子に座りなよ」とどんなに勧めても決して椅子に座らなかった下村さんと北村君)

(↑調布FMのラジオボンバーさんに大統領師匠として初めて出演させて頂きました。菊地さんも家が近所なので出演致しました。菊地さん美人さんなのですが、ラジオで噛み倒しておりました。)



そして遂に小屋入りを果たすのですな、二度目となる池袋GEKIBAへ。


今回、廣野さんが受け付けをアラスカ使用にしてくれたので大変面白い世界観にする事が出来ました。感謝感謝です。

(↑唐突に魚でございます。何の魚なのかは謎です)

(↑前回公演には無かったアットホーム感が出ております。チェックのシャツも着て世界観を統一してくれています。嬉しいです)

(↑湯田さん手作りのカチャガチャマシーン。ガチャガチャマシーンを手作りで作ると言った時は正直、湯田さんはどうかしてしまったのではないだろうか…と不安になったモノですが、見事作り上げてくれました)

(↑そんなガチャガチャマシーンで販売された特製缶バッチ。正直誰もやらないのではないだろうか…と不安でしたが、とても好評でございました)

(↑謎のハイクオリティー写真)

素敵な受付を作ってくれた廣野嬢、全日受付をしてくれた蜜柑ちゃん、後半僕らの面倒を見てくれたCちゃん。僕の演出の手助けをして下さったねっちさん。凄まじい小道具で演劇関係者を震撼させた湯田商店さん。忙しすぎるスケジュールの中劇場に足を運んで下さった西森さん・天野さん・ジョーさん。

凄すぎる方々に支えられ、僕らの公演は幕を開けました。

勿論幕を開けてからも試行錯誤の連続でした。回数を重ねる毎に修正を繰り返し、最終日、千秋楽で遂に大統領師匠初となるカーテンコールでダブルを頂く事が出来ました。

拍手の中、再びステージに戻って来るメンバーを見て、5年間やり続けて本当に良かったと、一人静かに感動いたしました。まさか、自分達の様な集団がこんなにも拍手を頂けるなんて夢にも思いませんでした。

全ての皆様に、ただただ、感謝しかありません。

まだまだ未熟、未完成な僕らですが、どうかもう少しお付き合いして頂ければ幸いです。もっともっと面白くなりますから。

(↓打ち上げ後。この後ラーメンを食べに行く猛者達)

(↑池袋千秋楽から二日後、二度目のライブもサラヴァ東京にて行いました。お客様の9割が女性で、劇場スタッフさんにビジュアル系バンドの時みたいですねと仰って頂きました。静かに、微笑みました)

(↑二日前に朝まで打ち上げたのにもかかわらず、再び渋谷で打ち上げた猛者達。)


たくさんの方々に助けられ、舞台は幕を下ろしました。


アラスカは無事に終幕。


さぁ、次はどんな事をしようか。



老若男女問わず笑顔で楽しむ事が出来る惨劇をモットーに、短編小説を書いています。