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幸福論と、梅雨のだるさ

2024/6/10
朝9時過ぎまで寝た。いつも寝るのが遅くても6時ごろ起きるのにな。まだ風邪の疲れを引きずっているのかな。
スーパーで豚肩ロースを買って塩漬けにする。明後日のランチ用。
昨日は近所のイベントに合わせてアトリエを解放していたので、いろんな人が遊びにきてくれた。たくさん話す。うれしい。
近所にあって、ずっと気になっていたカフェへ行ってみた。いつも行かない場所で、誰とも話さず静かに作業する。これはこれで落ち着くなー。甘いコーヒーおいしい。

ここ最近の私の脳内の変化がすごい。端的に言うと、とても楽観的になった。快楽主義ともいえる。愉しいかどうかがとても大事で、辛いこと、苦しいことは極力避ける。
今までは、幸福のために多少の犠牲を払うべき、のような考え方が根底にあった。例えば、おいしいものを食べるために大変な仕事をする、みたいな。大変な思いで勉強した人が、良い学校や良い職場に恵まれる、みたいな。我慢の上にしあわせがあるというような考え。
今は、なんでそんなことを思っていたんだろう、という気持ちでいる。なんの根拠があって、そんなことを思っていたのか。そりゃ、なりふり構わず、身勝手に行動していたらやがては身を滅ぼすかもしれない。でも、苦しい思いをしないまま、楽しく暮らすことだって十分成立するんじゃないのかな。コジコジみたいに生きられたら、それって最高じゃない?
我慢するひと、努力するひとが幸せになれるなんていう考え方は、持っていないほうがよっぽど幸せな気がする。
そんなわけで、我慢せずに愉しく生きられる道を選んでいきたい。予期せぬトラブルはきっとあるけど、愉しく生きていた時間が、それに対処するちからを養ってくれるんじゃないかという、希望的観測。

2024/6/11
朝、ゴミ捨てをするために、散歩がてらアトリエまで歩いた。通学中の高校生や通勤中のサラリーマンとたくさんすれ違う、Tシャツジーパンの女。無事ゴミを捨てて帰宅。少しごろごろして、コインランドリーへ向かう。
買い出し、こどもの送迎、帰って、またアトリエまで歩く。自転車もいいけど、歩くのもいいな。尻尾のとれたヤモリ、カフェのちょい呑みメニュー、植物だらけの家、いつも見られない景色、新しい発見があった。

2024/6/12
今日、やらなくてはいけないことがある、朝、起きなくてはいけない、ということに少し身体が重く感じた。久しぶりの感覚。なにか、抵抗がある。なんだろう。
昼はキッチンを借りてランチを出させてもらった。塩漬けした豚肩ロースのスープ。好評でうれしい。
夜はお店の営業。カフェでお酒を出していたので、それを飲みながら仕事。最近、ちょこちょこお酒を飲んでいる。たのしい。調子に乗っている。
そういえば私、昔から調子に乗るのが苦手だった。調子に乗ると悪いことが起こる、と、ことあるごとに思っていた。楽しくはしゃいでいたら先生に怒られるとか。もう怒る先生はいない。どこまで調子に乗れるだろう。

2024/6/13
身体がだるい。むくんでいる。お酒のせいか、梅雨のせいか。運動不足かもと思って、散歩した。平日の昼間から町をぶらぶらする。むくみはまだ、とれない。
身体のだるさに伴って、無性に寂しい気持ちが湧いてきている。この寂しさはどこから来るんだろう。状況のせいではない。状況は変わっていないから。だったら、自分の内側から発生しているんだろう。人といてもひとりでいても、時々この寂しさはやってくる。これに対処できるようになれば、いくらかいいのにな。

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