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ZINEとメロンと映画の暮らし

2024/6/26
やる気がでないのはそうか、この蒸し暑さのせいか。と友達と話していて気付いた。1年のうち、調子よく動ける時期とそうでない時期があるのがなんとなく分かってきた。どうしてもマイナス思考になってしまう時も。だったらもう、そういう時は観念するしかない。楽しいと思えることにだけエネルギーを注いだほうがいい。

2024/627
自分の思う、かっこいい大人になろう、と思った。

2024/6/30
昨日、遅くまで友達と結婚観について話していた。自分の発言がクズな男そのもので、自分で自分にびっくりした。怒らずにこんな私とディベートしてくれる、恋愛に誠実な友達の存在がありがたかった。私はまともじゃないし、そんな自分でもまあいいや、と思っている。
今日は高崎でのZINEのイベントに行った。エッセイを出品させてもらっていて、昨日売り切れた分を追加納品した。目の前で3冊売れていた。ありがたい。本を物色していたら、後ろの女性が私のことを連れの女性に「イラストとか似顔絵もやってる人なんだよ」と話していて、至近距離で自分の話をされてドキドキした。素敵な詩集を見つけたので購入。
空き時間にうろうろしていたら、かっこいい香水を見つけたので買ってしまった。高かった。しんどいけどうれしい。

2024/7/1
バイト初日。 ホテルの清掃。つかれたー。
和室で布団を敷いて寝て、午前中は掃除の仕事をして、徒歩と自転車で生活して、なんだか映画の“perfect days”の役所広司そのものじゃないか。意識しているわけではないのに、徐々に寄っていっているのはなんなんだろう。
朝倉かすみの“幸福な日々があります”という小説はもっと似ている。離婚して、狭いアパートに住んで、清掃の仕事を始めた女性の話。金銭的な余裕も捨てて、優しい夫とも離れて始まったひとり暮らし。身体を動かし働く充足感と、漠然とした不安の中での生活。好きで何度も読んだ小説だけど、まさか自分も似た経緯を辿るとは思わなかった。もしかしたら、無意識に小説と同じ人生を歩むようにプログラムされているのかもしれない。誰に?

2024/7/2
みんなかわいい。だいすき。

2024/7/4
なんの不満もない。なんの不満もない生活だ。
朝、久しぶりに掃き掃除。布団も干したし、カバーも洗濯した。畳の暮らし、気に入っている。
コインランドリーで洗濯している間に薬局で買い物。一旦家に戻ってカレーを作った。持っているスパイスで適当に作ったんだけど、しっかりカレーになった。うれしい。
午後は友達がイベント出店する時用の看板をつくったり、娘の習い事の送迎をした。
夜、友達がメロンをお裾分けしてくれた。甘くておいしい。お酒を飲みながら話して、コンビニまで歩いて、バイバイした。充実した1日。たのしかった。

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