[無料]オニール流 買いポイント解説 〜ショートストローク編〜

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はじめに

皆さん、こんにちは!
突然ですが、皆さんが株を購入する際に、どの様にタイミングを決めていますか?

オニール流やミネルヴィニ流など多くの投資法では、しっかり利益を狙うには適切なエントリーポイントを把握し、タイミングを合わせることが重要とされています。

本記事では”オニール流の買いポイント”の1つであるショートストロークについて解説します!

ショートストロークとは?

オニール流の買いポイントといえば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
多くの方はベースを思い浮かべるかもしれませんが、ショートストロークはベースではありません。

ショートストロークは株価がベースを力強くブレイクアウトするなど、勢いよく株価が上昇した際に生じる小休憩の様なものです。

そのため、ショートストロークはベースのブレイクアウトでの購入を逃した人の買いポイントになりますし、既に購入した人の買い増しポイントにもなります!

成立条件

ショートストロークは珍しいパターンになります。
その理由が成立条件です

📌成立条件

  • 僅か2週間で形成される

  • 1週目は10~20%以上の強い株価上昇が起きる。

  • 2週目はタイトな値幅となり、高値と安値の幅は数%程度となる。

📌フォローポイント

  • 2週目の値動きで1週目の高値を超えず、横ばいの動きになること。

  • 2週目の出来高は少なくなることが望ましい。

  • 市場全体が上昇トレンドにあると成功率が高まる

📌買いポイント

  • 出来高増加を伴い、1週目高値を超えたタイミング

出典:Investor's Business Daily

上図の①がショートストロークの1週目になります。2週目は1週目の高値を超えず、出来高が大幅に減っています。

成立の背景

前述した様に、ショートストロークはベースではありませんが、成立する背景には通じるものがあります。

ショートストロークはベースからの強力なブレイクアウト後に起こりやすく、強い需要(買い圧力)により1週目の上昇が形成されます。

その後、2週目に利確による供給(売り圧力)が発生しますが、”値動き幅が狭い&出来高が少ない”ことは”供給が少ない(売りたい投資家が少ない)ことを示唆しています。

そのため、3週目(買いポイント)で強い需要(買い圧力)が生じると、抵抗なく株価が上昇しやすくなります

ここまで聞いたらお分かりの通り、ショートストロークは3週目に強い需要が確認されてから買う必要があります。”値幅が狭い&出来高が少ない”ということは、買い圧力も少ないことを示唆するため、強い供給が来ると一気に株価が下落する可能性が考えられるためです。

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