大学院外部進学希望者の研究室見学時の質問
お久しぶりです。
そろそろ外部進学希望者のみなさんにとって、大学院受験を意識し始める時期になったのではないでしょうか。
いくつかの大学院は春休み中に研究室見学が開催されることもあります。
そこで、大学院で外部進学した私が
「研究室見学の際に聞いておいた方が良い質問」
について、学部生の時を振り返ってお伝えしたいと思います。
少しでも外部進学を検討している学生の方の参考になれば幸いです!
結論から言うと、
・過去の外部進学者について
・研究室の制度
・過去問の回答について
・就職活動のしやすさ
です。
それぞれについて、次に詳しく説明します。
・過去の外部進学者について
大前提として、志望する研究室が外部進学者を募集しているかは確認しましょう。
外部から進学してきた学生がいた場合、受験や研究活動について過去の例をもとに回答してもらえる可能性があります。
例えば初回の学会はいつ参加したか、研究テーマはいつ決定したかなどです。
私も研究室に所属前は、内部進学者よりも研究期間が短いことに対する不安がありましたが、同じ外部の研究室からきた先輩と話すことで、所属後の研究活動についてのイメージを構築することができました。
・研究室の制度
研究活動では研究内容だけでなく、コアタイムやセミナーなど、日々の生活に関する質問は充実した研究室ライフを送るために必須です。
コアタイムは定められていることが多いですが、研究室に所属する学生に実際には何時に登校し、帰宅しているのかを質問した方がいいと思います。
研究室に所属して、実際はコアタイムを過ぎても帰らず、帰りにくい雰囲気になっていた、、、なんてこともよく耳にしますし、私もその経験を持ちます。
また、私が所属していた研究室では、論文紹介や勉強会といったセミナーはコアタイム後の時間に開催されていたため、事前によく確認しておきましょう。
また、アルバイトなどを大学院生でも行う予定でしたら、研究とアルバイトとの両立についても相談するのもいいですね。
「思っていたのと違った」という研究室ライフにならないよう、事前に気になることは聞いておきましょう。
・過去問の解答について
外部進学希望者は過去問の解答の入手に苦戦しますよね。
院試の回答は研究室で保管されていることが多いため、研究室見学の際に貰うことができるか聞いてみるのもありだと思います。
私が見学に行った研究室では、毎年研究室見学時に外部進学希望者に過去問回答を配るというありがたいシステムがありました。
必ずしも回答を手に入れられるとは限りませんが、可能であれば聞いてみましょう。
・就職活動のしやすさ
就職活動に重きを置きたいと考えている学生は見学の時点で質問しておきましょう。
M1の4月からインターン情報などが少しずつ出てくるため、研究室配属直後に就職活動はスタートすることがあります。
しかし、研究室によってはインターン参加禁止、就活はM2の4月から、なんてところもあります。
過去の先輩方がどのような企業に進んだか、就職活動で研究室を休めるかなど、過去の例について質問しましょう。
また、企業への推薦を持っている大学や研究室もあるため、就職を志望する業界が決まっている場合は伝えてみるのもいいかもしれません。
ですが、中には就職活動をよく思っていない教員もいますので、こちらについても導教員よりも学生に質問することをお勧めします。
以上が
「研究室見学の際に聞いておいた方が良い質問」
になります。
いかがでしたか。
少しでも参考になれば幸いです!