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一眼系で街頭インタビューする際、超絶便利だったマイクのセットアップ

こんにちは、Akiraxeです。自分の会社では企業に密着した取材業務が多いのですが、インタビューマイクを相手に向けて撮影する、いわゆる街頭インタビュースタイルも中にはあり、これまではド定番のSHURE SM63Lというマイクを使っていました。丈夫で長持ち、業界で愛され続けてきたディファクトスタンダート。

インタビューや取材では定番のSHURE SM63L

一方でここ数年はミラーレスで取材に向かうことが普通になっており、XLR端子のダイナミックマイクだと気軽な接続にならず、セッティングはちょっと面倒になってました。自分が使っているミラーレスは主にLUMIX(現在はGH6とS5II)ですが、純正のXLRユニット(DMW-XLR1)を使いXLRケーブルで接続するか、XLR→ミニピンジャックのケーブルでSONYの業務用ワイヤレスマイク等を介して入力するなど、余計な機材が増えるのと、そもそもダイナミックマイクなので感度も低めなのが若干の悩みでした。

XLRはミラーレス相手だと若干かさばる..かも?

そこで取り寄せてみたのが新発想の以下のアイテム。

ただの棒ではありません、正直3Dプリンターで自作できそうなシロモノですが、「棒」の先にRODE Wireless GOをそのままマウントしてしまえ、それをインタビューマイクとして使ってしまえ、という力技の「棒」です。

ただし、そのまま純正のWireless GOを取り付け、付属のウインドスクリーンを被せると、ありえないくらい頭でっかちのインタビューマイクになり、正直これを現場で使う勇気が出ません(汗

Wireless GOを取り付けるまではいいが。。
モフモフが巨大すぎて…。これは、現場で使うのが若干ハズい、メーカーロゴの圧もすごい…。

一方でこの「棒」のマイクマウント部はカメラのアクセサリーシューと互換性があるため、自分がたまたま所有していたDJI Micを取り付けてみたらどうでしょう?かなりスリムになりました!

HollylandのMarsシリーズもイケる?

そこで、これまでSHURE SM63Lに被せていた市販品のウインドスクリーンを被せてみたところ、普通な感じのインタビューマイクに。

全体のまとまり感はSHURE SM63Lとさぼど変わらない?(変わるか^^;)

ついでに三角ホルダーをつけてみたら、まったく違和感もない。

これなら現場でつかえそう。しいて言えば棒のカラバリが欲しいかも。

これであれば気軽にミラーレスに入力できますし、マイク感度もかなり良いので音質的にも不安がなくなりました。その上DJI Mic自体で録音もできるので、バックアップ体制も完璧です。

さらに、自分が普段から使っているDeity D4 Miniを使って、1ch(L)にショットガンマイクの音、2ch(R)にインタビューマイク(DJI Mic)の音、それぞれ音声を振り分ける完全業務使用にセットアップしました。Deity D4 Miniは以前noteでも紹介していますが、この小型ショットガンマイクにはMic入力端子もあるので、そこに別のマイク等を入力すると、モノ2chに振り分けて出力してくれる神機能があるんです。

入力端子がある超小型ショットガンマイクとしては唯一無二のDeity D4 Mini

(DJI MicとDeity D4 Miniは以下のブラケットで一体化させています。)

ただミラーレスによってはステレオ収録(L/R 1トラック)になってしまうので、その場合は各編集ソフト上で動画クリップの音声をステレオ→モノ2chに変換して、モノラルトラックに並べる必要があります。以前DaVinci Resolveでのやり方を解説した動画を作っているので、一応紹介しておきます。

Deity D4 Mini + DJI Mic + RODEの棒

現場で数回使った感想は、かなり気軽です。何かの際はショットガンマイクの音が保険になりますし、さらにDJI Mic自体で録音しておけるので、業務上は十二分でした。という事で、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。もしこの記事が参考になりましたらスキしていただけると嬉しいです。

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