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みかん、みかん、みかん

皆さん、みかんはお好きですか?お好きですよね。ありがとうございます。日本の冬に欠かせないみかん。こたつの上にもみかん。餅の上にもみかん。アルミ缶の上にもあるみかん。失礼いたしました。どうして私がこんな話をしているかというと、つい先日、私の母方の祖父母から、2023年度初のみかんが届いたからです。愛媛県八幡浜市の広い広いみかん畑からの、まだ緑の混じった、ちょっと酸っぱい、愛しのみかんが詰まった段ボール。即5,6個を口に詰め込み、翌日下痢気味で起きたことすら幸せでした。
 そんなみかん好きの私から皆さんに心理テストです。まずイマジナリーみかんを手にお持ちください。もちろん愛媛県産のいよかんです。さあ、どうやって皮をむかれますか?

へたの部分から花びらを作るように剥いたあなた。オーソドックスですが手間のかかる剥き方をしたあなたは、普段から丁寧な暮らしをされている堅実家タイプ。きっと捨てられずに置いてあるみかんの皮や床に散らばった白い筋を見るとイライラしてくるでしょう。中でもへたの方から剥いたあなたは、きっと白い筋を極力はがしてから食べる方でしょう。剥きやすいのはへたの反対側からですが、へたの方から剥いたほうが筋は少なくて済むのです。(図1)

まずは剥くのではなく半分にみかんをちぎったあなた。果汁が飛び散って目にかかるリスクを顧みないあなたは、勇敢な冒険家タイプ。一番爪が白くなりにくい食べ方という点で高く評価できますが、少し脳筋なきらいがあります。うまくいかなかった場合、飛び散った果汁は洗濯ではなかなか取れません。お母さんのためにも、もう少し落ち着いて食べてもいいかも。(図2) 

へたの反対から縦に一周剥き、半分に割って食べたあなた。効率重視なあなたは、果汁が飛び散るリスクを避けたうえで、剥く回数を極力少なく、更に半分ずつ皮を残すことでどこかに置けるように考えつくされています。みかんを食した経験も豊富なのでしょう。何を隠そう私もこの食べ方です。(図3)

そろそろお気づきかと思いますがさっきから適当しか言っておりません。きっとこの三つ以外の剥き方をされる方もたくさんいると思います。インターネットの集合知によればまだまだユニークな剥き方がありましたが、変わるのはアルベドと呼ばれる白い筋の量くらいでしょう。ちなみにアルベドには栄養がたくさんあるので是非食べて下さい。皮も捨てるだけでなく、お風呂に入れるといい匂いがして温まります。

さてみなさん、いい加減みかんが食べたくなってきたのではないでしょうか。最後にSEX MACHINGUNS というバンドの素晴らしい曲、「みかんのうた」からお言葉を借りて終わりとさせていただきます。

みんなで飲もう、愛媛のみかん
みかんを食えば、救われる
オレンジに負けない、黄金色の果実
命の水だ!ポンジュース

みかん、みかん、みかん
みかん、みかん、みかん
みかん、みかん、みかん
みかーん
(作詞作曲:Anchang, 2001年 SEX MACHINGUNSの「みかんのうた」から引用)

今年の冬も素敵なみかんライフを!



はせゆ(広報局 2年)

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