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レバノン一人旅

こんにちは!事務局2年アラビア語科のしょうたです。
私はこの夏、レバノンへ一人旅をしてきました。今回はその時の思い出を綴ろうと思います。

レバノンは地中海に面する中東の国で、アラブ地域に属する国の一つです。そう、この国では私の専攻語であるアラビア語が話されており、これが私が旅行先としてレバノンを選んだ何よりの理由です。ちなみに、一人旅となってしまったのは、ただただ一緒に行ってくれる友達を見つけられなかったからです。(悲しいですね)

皆さんはレバノンという国に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。日本では残念ながらこの国の知名度は低いですが、実はレバノン、非常に美しい国なんです!透き通ったエメラルドグリーンの海に、スキーも楽しめる山。国中の至る所に残された何千年も前の遺跡。まるでヨーロッパを思わせる、お洒落で美しい首都ベイルートの街並み。レバノンはとても魅力溢れる国で、旅行先にももってこいなのです!

と、こんなことを書いていますが、実際の私の一人旅では、こういった観光地にはほとんど行っていません。では一体何をしていたのかというと、とにかく現地のアラブ人たちとたくさんお喋りをするという旅でした。ご飯を食べるにしても、観光をするにしても、おすすめの場所から行き方から、全てアラブ人に聞いて、教えてもらうという旅です。
異国の地で、しかもアラビア語でこんなことをするのは最初はなかなか勇気が必要です。しかし、この国の人達は皆私を暖かく迎え入れてくれました。むしろ、日本人が珍しいからか、向こうから話しかけてくれます。

レバノンでは、コーヒーだけを売っている屋台のようなものが路上の至る所にあり、その脇のベンチに腰かけて談笑を楽しむ人たちをよく見かけます。あるとき、1人でベンチに座りコーヒーを飲んでいたアラブ人に声をかけられ、私も隣に座って一緒にコーヒーを飲み始めました。その人はアラビア語で色んな話題を振ってくれ、また私も拙いアラビア語で頑張って会話を続け、気づいた頃には2時間も談笑していました。
こういう文化もまた、レバノンという国の美しさの一つです。

みなさんも、機会があればぜひレバノンを訪れてみてください!
(写真は、現地の人に勧められて行ってみた教会からの景色です!)

しょうた(事務二年)

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