終わらせる勇気があるなら

皆さん、こんにちは!
外語祭実行委員会広報局3年のこーへーです。
いつの間にか3年生を名乗るような年頃になってしまいました。時間が経つのって早いなーと思っていたら、最近風の噂で「時間が経つのが早いと感じるのは、日々の生活が単調だからだ」なんて話を聞きました。刺さる・・・

さて、今までスタブロはGAIGOSAI WEBという自前の公式サイトに掲載していたんですが、もっと色んな人に外語祭を知っていただくためにこのnoteに乗り込んできたのです。ただ、外語祭まではあと5ヶ月もあります。今までのスタブロでは散々外語祭への意気込みを綴ってきましたが、今回はちょっと気分を変えたものにしようかと思います。

この前友人がやっていた課題が面白そうだったので、自分もやってみようかなと。その課題は、自分が一番好きな文章を紹介するというもの。歌詞でも、詩でも、小説の一節でも何でも構わないから、それがなぜ気に入っているのかを解説していくものです。

さて、僕が好きな文章と言われて真っ先に思いついたのが、BUMP OF CHICKENのHAPPYという曲の一節です。

「終わらせる勇気があるなら 続きを選ぶ恐怖にも勝てる」

僕が高校生の頃、確かラジオで聴いたんだと思います。当時の僕は悩んでいました。ずっと好きで続けてきたサッカーをするのが苦しかった時期でした。中学までは良かったものの、高校では自分の技術レベルでは全く通用しなくなってしまっていました。同級生の中で一番上手くない選手だったと思います。ただ、同期のみんなは個性的で面白く、彼らのおかげで楽しい毎日を送ることが出来ていました。だからこそ、自分のプレーで迷惑をかけるようなことはしたくない。自分は辞めるべきなんじゃないか、そこまで考えていました。

そんな頃に出会ったのがHAPPYという曲で、中でもこの一節は自分に向けて歌われているのではないかというほど、ダイレクトに心に響きました。当時の自分にはサッカー部での毎日を終わらせるほどの勇気はありませんでしたが、どうやら続きを選ぶ恐怖には勝てたようです。引退の時期はコロナ禍でうやむやになってしまいましたが、辞めることなく最後までサッカー部の一員であることが出来ました。それまで音楽に支えられることなんて無いだろうと考えていた自分の考えは、あっけなくどこかへ行ってしまったようです。

今年の夏から、ポルトガルへ留学する予定です。今まで3日しか日本の外で過ごしたことがないので、いきなり300日間も異国で過ごすことになるのはなかなかに寂しいものです。また、大学に入ってからずっと心血を注いできた外語祭に関われなくなるのも悲しいことです。しかし、僕には未知なる続きを選んで、その恐怖に図らずも勝ってきた経験があります。やってやれないことはないんじゃないかと、根拠はないながらも思っています。

今年の外語祭に携わることができる実行委員のみんな、そして訪れることができる読者の皆さんが羨ましくてしょうがありません。
たくさんの魅力と努力が詰まった学園祭です。ぜひお越しください!!

こーへー(広報3年)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?