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ノードラマノーライフ

こんにちは!語劇局1年のいとまです。私からは語劇局関連で、高校のときの部活の話をさせていただきたいと思います。
私は高校で軽音部と演劇部に所属していました。今回は演劇部について話させてください。

2年の頃、興味が多岐に渡りすぎていた(今も)私は、担任との進路面談で『興味のあること』の欄にえげつない量の文字を書いていました。その中に『演劇』も含まれていたことから演劇部員にその話が根回しされ、いつの間にか演劇部に所属していました。最初は幽霊部員でいるつもり満々だったのですが、参加していく内に演技の楽しさを知り、新人デビューの劇では主役を務めさせていただきました。その後は、一番重要な大会である地区大会に向け、初めて自分が脚本・演出を担当した劇を作ったり、学校内外で舞台に立ったりと、色々な経験をしました。

そして迎えた地区大会本番では、無事最優秀賞を獲り、都大会進出が決まりました。コロナの影響で、地区大会の会場校では①照明が使えない②スピーカーが一つしかない③舞台が狭い④マスクを外して演技ができない、の四つの欠点があり、突破したとはいえ満足な状態で上演することができなかったため、都大会の舞台となる東京芸術劇場ではその贅沢な舞台装置を最大限活かすべく、裏方と舞台監督を中心に演出を何度も練り直したり、マスクなしの演技を何度も磨きました。私は役者だったので裏方席を見ることはできませんでしたが、東京芸術劇場という素晴らしい舞台に仲間たちと立てたことを今でも誇りに思っています。結果は、関東大会には進むことはできませんでしたが、裏方と役者の連携が取れているということで特別賞をいただき、私たちのチームワークが評価されてとても嬉しかったです。都大会が終わった後は、大会を意識しない自由な公演を校内や外部でいくつか行って、2年の冬に一旦の引退をしました。

1年後、部員全員の受験が終わり、卒業公演の時期がやってきました。卒業公演とはその名の通り、卒業する3年が劇を作って後輩やOBOG、外部の方々に見ていただく機会のことです。私はそこで、『もし同期が演劇部として揃わなかったら』という題材で脚本・演出・役者を担当し、ありがたいことに見ていただいた方々に多大な評価をいただきました。あまり自分の作品に自信が持てない私ですが、卒業公演は今でも見返すほど好きな作品です。

語劇というのは私も今まで触れたことのないジャンルで、高校の頃の経験が必ずしも適用できるわけではないと思います。しかし、語劇局員として、仲間とともに全力で演劇に熱意を注ぐためのサポートはできると思っています。1年でまだ知らないことだらけですが、何か高校の時の経験が役に立たないかと常に考えながら、積極的に仕事をしていきたいと思います。改めて、これからよろしくお願いします。

ここまで読んでくださりありがとうございました☺︎

いとま(語劇局1年)

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