回想❕外語祭❕

やすてに所属しております、2年のあです。
夏ってこんなに暑かったっけ、と考えても涼しくなるわけではないのに思いあぐねる日々です。あつい。
正解がないスタブロてむずい、と困っていましたが王道に去年の学園祭を振り返ってみようと思いました。

去年、外語祭のようこそ幕を見上げたとき、初めて外語祭にきた4年前を思い出しました。
ベットタウンを想起させる広くて無味に白い今の多磨駅とは全く違っていて、改装前の多磨駅は田舎の無人駅のようで反対側の線路に行くには線路を歩いて渡らなければなりませんでした。こんなところに大学があるのか、と表参道にあるキラキラ大学を見に行ったばかりだったわたしはある種衝撃でした。そうして線路を踏み締めながら渡って向かった外大は迷路みたいでした。駅の不便さと大学内で自分がどこにいるかわからなくなったことがフラッシュバックしてきて、あのときのように彩られた校内にもう一度遭遇できている現状が少し信じられませんでした。当時はシンメトリーな講義棟に戸惑っていましたが、もう日常の一部です。なんとしても外大に行くんだ!と意気込んでいたあの外大はここで、課題多いよーしんどいよーと嘆きながら通っているこの大学があの外大なのかと驚く日々が11月になってもありました。4年前に初めて大学に足を踏み入れた時の新鮮さと期待感の混じった楽しい気持ちで、この見慣れた大学を見ることはもうないのかもしれない。憧れが日常になってしまえば、ただの日常にすぎない。そんな現実を実感して少しさみしくなりました。ですが、それ以上に、そんなふうなさみしさを抱けること自体や外実として当事者として外語祭に関わっていることに嬉しさを抱いたことをよく覚えています。

何度も言っているのですが、わたしは最後の花火がわすれられません。あの花火が本当に綺麗で、フジファブリックの言うように最後の花火に今年もなったなと思いながら見ていました。そもそも同じコミュニティの人たちだけで花火を見上げる機会ってなかなかなくないですか。みなが疲労とながくてあっという間の5日間の達成感による高揚とその5日間が終末に向かう寂しさを抱えた中、雨の合間を縫って見上げたあの花火が忘れられないのです。これが若者のすべてってコト⁉️と感慨深くなっておりました。

去年はやだやだやめたいと思っていた時もありましたが、終わりよければすべてよし、という言葉の偉大さを感じるように、花火の綺麗さに美化されて今年もふらふらと外実に入っています。今年も忙しいよー大変だよーと弱音をはきながらも、それすらも楽しんで、やすてや外実のみんなと5日間頑張るんだと思います。
みんなそれぞれがさまざまな形で思い出に残っている外語祭が、今年はどんな色を見せてどんな思い出を作っていってくれるのかとっても楽しみです❕

あ(野外ステージ局2年)

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