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社会教育・生涯学習入門(凱風)

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このマガジンは、(仕事柄)お話ししたり、書いたりすることの多い「社会教育・生涯学習」についてできるだけわかりやすく解説しようとしたものです。これまで発表してきたもの(ここでは草稿… もっと読む
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記事一覧

学校一斉休校は正しかったのか?(ちょい読み)

連休明けの5/6に刊行いたしました。 https://honto.jp/netstore/pd-book_30964683.html 水谷哲…

口伝(くでん)論(2)ーきつねに騙される力

(『ESD研究』2013年2月 通巻9号 東京農工大学農学部環境教育学研究室・水資源計画学研究室…

【書評】野元弘幸編著「社会教育における防災教育の展開」(日本教育学会『教育学研究…

いま、社会教育学研究において喫緊の課題とされることは、公民館・図書館・博物館等の社会教育…

【書評】山名淳・矢野智司編著「災害と厄災の記憶を伝える − 教育学は何ができるの…

山名淳・矢野智司編著「災害と厄災の記憶を伝える − 教育学は何ができるのか」勁草書房 40…

「新しい生活様式」のもとでの社会教育施設「再開」ガイドライン− 市民や子どもの「…

(『住民と自治』2020年7月号に掲載された原稿の草稿) 「私たちの目の前にあるのは、命か自…

「自治体戦略二〇四〇構想」と社会教育をめぐる課題(『月刊社会教育』2019年9月号 N…

はじめに  総務省は、自治体戦略二〇四〇構想研究会を立ち上げ、二度にわたって報告書(第一…

学校存続の意義と“ふるさと”の未来(朝岡幸彦・石山雄貴、『月刊社会教育』2018年9月号No.748の原稿の草稿)

はじめに  いま学校の存続をめぐって、地域は大きく揺れている。これまでにも地域の過疎化と子どもの減少を理由に、僻地校を統廃合する動きは見られた。しかしながら、いま私たちが向きあっている学校統廃合問題は、平成の大合併による周辺地域(旧町村部)の急速な人口減少と「増田レポート」に代表される消滅可能性都市という予測などを背景に、総務省が各自治体に策定を求めた公共施設等管理計画(二〇一四年)のなかで進められているものである。これに、学校教育法の改正(二〇一六年)による小中一貫の「義

口伝(くでん)論(1)ー人は言葉以外からも学ぶ

多様な教育・学習の方法を学ぶ 学校を中心に展開されている定型教育は、教育方法としては比較…