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【ガイブンキョウク】4月の課題本は、イタロ・ズヴェーヴォ『ゼーノの意識』です!

海外文学に特化した読書会、ガイブンキョウク。

4月の課題本は、

イタロ・ズヴェーヴォ『ゼーノの意識』

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<課題本> イタロ・ズヴェーヴォ『ゼーノの意識』(堤康徳訳、岩波文庫)

<開催日時> 2021年4月22日(木)20:00〜21:30

<開催方法> Zoom(オンライン)

<参加条件> 『ゼーノの意識』を読了しておくこと

<参加費> 1000円(「本のあるところ ajiro」ワンドリンクチケット付)

<ご予約> https://ajirobooks.stores.jp/items/60332ed36e84d520b15ea53c

上記ページでチケットを購入いただくと読書会への予約が完了します。購入の際に記入してもらったメールアドレスにZoomの参加URLなど読書会の詳細をお送りします。

毎回必ず初参加の方がいらっしゃいます。先着順ですので、お早めにどうぞ。定員に達し次第募集は締め切ります。質問はツイッターアカウント(@gaibunkyoku )へのDM、もしくはajirobooks@gmail.comまでお願いします。

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『ゼーノの意識』(イタロ・ズヴェーヴォ、岩波文庫)

「お書きなさい。自分の姿が見えてきますよ」。医師の勧めで回想録を書き始めた主人公ゼーノ。嫉妬、虚栄心、背徳感、己を苛んだ感情をまざまざと蘇らせながらも、精神分析医のごとく自身の人生を淡々と語る。あれこれと思いめぐらし、来し方を振り返るゼーノ。その当てどない意識の流れが、不可思議にも彼の人生を鮮やかに映し出す。『ユリシーズ』にもつらなる「意識の流れ」を精緻に描き出した、ズヴェーヴォの代表作。

【イタロ・ズヴェーヴォ】1861年トリエステ生まれ。1880年トリエステの銀行で働きながら、新聞に文学評論や劇評などを寄稿し始める。1892年、最初の長編小説『ある人生』を発表。1923年、代表作となる『ゼーノの意識』を出版。1928年、自動車事故で死去。