【ガイブンキョウク】11月の課題本は、ミン・ジン・リー『パチンコ』です!
海外文学に特化した読書会、ガイブンキョウク。
11月の課題本は、
ミン・ジン・リー『パチンコ』
<課題本> ミン・ジン・リー『パチンコ』(池田真紀子訳、文藝春秋)
<開催日時> 2020年11月21日(土)14:00〜15:30
<開催方法> Zoom(オンライン)
<参加条件> 『パチンコ』を読了しておくこと
<参加費> 1000円(「本のあるところ ajiro」ワンドリンクチケット付)
<ご予約> https://ajirobooks.stores.jp/items/5f8816b06e8b2b3cd8328a58
上記ページでチケットを購入いただくと読書会への予約が完了します。購入の際に記入してもらったメールアドレスにZoomの参加URLなど読書会の詳細をお送りします。
毎回必ず初参加の方がいらっしゃいます。先着順ですので、お早めにどうぞ。定員に達し次第募集は締め切ります。質問はツイッターアカウント(@gaibunkyoku )へのDM、もしくはajirobooks@gmail.comまでお願いします。
『パチンコ』(ミン・ジン・リー、文藝春秋)
日本に併合された朝鮮半島、釜山沖の影島。下宿屋を営む夫婦の娘として生まれたキム・ソンジャが出会ったのは、日本との貿易を生業とするハンスという男だった。見知らぬ都会の匂いのするハンスと恋に落ち、やがて身ごもったソンジャは、ハンスには日本に妻子がいいることを知らされる。許されぬ妊娠を恥じ、苦悩するソンジャに手を差し伸べたのは若き牧師イサク。彼はソンジャの子を自分の子として育てると誓い、ソンジャとともに兄が住む大阪の鶴橋に渡ることになった――。韓国系アメリカ人作家による全米図書賞最終候補となった話題作。
【ミン・ジン・リー】1968年、韓国ソウル生まれ。1976年に家族とともにニューヨークに移住。イエール大学、ジョージタウン大学ロースクールを経て、弁護士となる。2007年のデビュー作Free Food for Millionairesはイギリスのタイムズ紙で同年のベスト10に選ばれた他、各紙誌で高い評価を受ける。2007年から2011年にかけて東京に在住。第2作『パチンコ』は、ニューヨーク・タイムズ、ガーディアン、エスクァイアなどの絶賛を受け、全米図書賞の最終候補作となった。