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【ガイブンキョウク】4月の課題本は、ジョゼ・サラマーゴ『白の闇』です!

海外文学に特化した読書会、ガイブンキョウク。

海外文学を福岡の天神で読みます。

4月の課題本は、

ジョゼ・サラマーゴ『白の闇』

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<課題本> ジョゼ・サラマーゴ『白の闇』(雨沢泰訳、河出文庫)

<開催日時> 2020年4月24日(金)19:30〜21:00(開場19:00)

<開催地> 本のあるところ ajiro(福岡市中央区天神3丁目6-8 天神ミツヤマビル1B)

<参加条件> 『白の闇』を読了してくること。

<参加費> 1000円(1ドリンク付)

参加申込はツイッターアカウント(@gaibunkyoku )へDMでお願いします。毎回必ず初参加の方がいらっしゃいます。先着順ですので、お早めにどうぞ。質問も気軽にお寄せください。定員に達し次第募集は締め切ります。

『白の闇』(ジョゼ・サラマーゴ、河出文庫)

ある男が、突然失明した。それは原因不明のまま次々と周囲に伝染していく。事態を重く見た政府は、感染患者を隔離。介助者のいない収容所のなかで人々は秩序を失い、やがて汚辱の世界にまみれていく。しかし、そこにはたったひとりだけ目が見える女性が紛れ込んでいた……。極限に追い詰められた人間の弱さと魂の力を圧倒的な筆力で描き世界を震撼させた傑作。

【ジョゼ・サラマーゴ】 ポルトガルの作家。1922年、リスボン北東部のアジニャガ村に生まれる。高等中学校を中退後、工業学校を経て溶接工、公務員などさまざまな職業を経験。1974年の四月革命前後にジャーナリストとして活躍。1976年から文筆業に専念し、ポルトガルの国民的作家となる。『修道院回想録』(82年)、『リカルド・レイスの死の年』(1984年)、『白の闇』(1995年)などの作品で知られる。1998年にノーベル文学賞受賞。2010年没。