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【ガイブンキョウク】5月の課題本は、W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』です!

海外文学に特化した読書会、ガイブンキョウク。

5月の課題本は、

W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』

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<課題本> W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』(鈴木仁子訳、白水社)

<開催日時> 2020年5月15日(金)20:00〜21:30

<開催方法> Zoom(オンライン)

<参加条件> 『アウステルリッツ』を読了しておくこと

<参加費> 1000円(「本のあるところ ajiro」ワンドリンクチケット付)

<ご予約> https://ajirobooks.stores.jp/items/5e990a01bd217856a8aa6c3e

※参加までの流れはこちらをご覧ください。

毎回必ず初参加の方がいらっしゃいます。先着順ですので、お早めにどうぞ。定員に達し次第募集は締め切ります。質問はツイッターアカウント(@gaibunkyoku )へのDM、もしくはajirobooks@gmail.comまでお願いします。

→定員に達したため、募集を締め切りました(4/17)

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『アウステルリッツ』(W・G・ゼーバルト、白水社)

ウェールズの建築史家アウステルリッツは、帝国主義の遺物である駅舎、裁判所、要塞、病院、監獄の建物に興味をひかれ、ヨーロッパ諸都市を巡っている。そして、彼の話の聞き手であり、本書の語り手である〈私〉にむかって、博識を開陳する。それは近代における暴力と権力の歴史とも重なり合っていく――。多くの写真を挿み、小説とも、エッセイとも、旅行記とも、回想録ともつかない、独自の世界が創造される。全米批評家協会賞、ハイネ賞、ブレーメン文学賞などを多数受賞した傑作。

【W・G・ゼーバルト】 1944年、ドイツ・アルゴイ地方ヴェルタッハ生まれ。フライブルク大学、スイスのフリブール大学でドイツ文学を修めた後、マンチェスター大学に講師として赴任。イギリスを定住の地とし、イースト・アングリア大学のヨーロッパ文学の教授となった。散文作品『目眩まし』『移民たち』『土星の環』を発表し、ベルリン文学賞、ハイネ賞など数多くの賞に輝いた。遺作となった散文作品『アウステルリッツ』も、全米批評家協会賞、ハイネ賞、ブレーメン文学賞を受賞し、将来のノーベル文学賞候補と目された。エッセイ・評論作品に『空襲と文学』『カンポ・サント』『鄙の宿』がある。2001年、住まいのあるイギリス・ノリッジで自動車事故に遭い、57歳で他界した。