見出し画像

「歩いていいの?」柏原家ランニングメソッド初級編

昨今のコロナウィルスの影響により外出自粛で思ったような行動を取れていないかと思います。そんな中『適度に運動する目的でジョギングを取り入れている人が増えている。』というニュースをよく目にします。そして、私は以前から妻と一緒に走る機会がありますが、ジョギングのスピードや体力の違いもあり妻に練習メニューというかジョギングの心構えを説いたことがあります。今日はそれをご紹介します。

ジョギングを始める際「よし、やるぞ!」と距離や時間をきっちり決めて息巻いている人もいるかと思います。妻もそうでした。ジョギングは息巻かなくてもいいんです。最初は頑張らなくていいんです。どうせ頑張ったら、頑張った分だけ筋肉痛で「ジョギングつらい・・・」となり辞めちゃうんですから。妻は息巻いてジョギングを始めた次の日「筋肉痛がやばい・・・」と半べそでした。こうなってしまうと、次も走りたい気持ちはあれど、〝筋肉痛〟が嫌な思い出として残ってしまい、一緒にジョギングをしてもらえなくなる。そこで、ジョギングをする際に一つ大きな決断をしました。

妻がジョギング中に「キツイ」と感じたら歩こう。

私は「キツイ・・・」と思っても歩くことの許されない環境地にずっといました。私がジョギング中に歩いたら「サボった。」とみなされます。しかし、引退した今の私の目標は妻に「運動を続けてもらう。」ことで、妻を最優先に考えていかなければならないのです。一緒にやる以上、〝妻の為のジョギング〟に変換しなければならなかったのです。ずーっと〝自分の為のジョギング〟をしてきた私には盲点でした。

ただ、ここで誤算がありました。私の妻は生娘とは程遠い意地っ張りなのです。私が「きつそうだし、歩こう?」と聞いても「ぜったいに嫌だ!歩きたくない!歩いたら負けな気がする。」と言うのです。

そこで、もう一個策を練りました。それがこちら。

ジョギング+ウォーキングを組み合わせてみた。

ジョギングをする前にあらかじめ「今日は15分走ったら5分歩いてまた15分走るからね。」と伝えてみました。そしたら、すんなりメニューに沿って行動してくれるのです。あれだけジョギングで歩くことを嫌っていた妻なのに。ジョギング中に「歩こう」と言ったら妥協になり、ジョギング前に伝えたら本日のメニューになる事がわかりました。現役の頃には当たり前にやっていたことが結婚したことにより改めて考えさせられるなんて思ってもみませんでした。これ以降、妻と一緒に走る際はなるべく時間を区切ってジョギングとウォーキングを繰り返しています。

冒頭で言った通り、ジョギングは最初から息巻いて頑張るものではありません。競争ではなく、〝健康〟の為なんですから。もちろん、慣れや体調の変化に応じて、走る時間と歩く時間を変えてみるのもありかもしれません。

私が妻と皆様に求める事は「つらくなりすぎず、身体を動かす時間です。」ジョギングに最初から「こうだ!」というのはないと思っています。

中級、上級があるかわかりませんが、以上初級編でした。これからジョギングを始める皆様もこれを参考にジョギングをしてみてはいかがでしょうか?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?