好きなものを短めに「ゲームBGM」編

ゲームのBGMが好きだ。

昨今、自分のゲーム史でもトップクラスに好きなクロノクロスのリマスター開発で世間が色めきだっている中、思い出の1つとして「海月海」がある。   

クロノクロスにハマった小学5年生、当時はサントラなんて当然持っていなかったわけで

でもこの曲を聴きながら小説を読みたい俺としてはPSを着けっぱなしで本を読むことに

結果、夜中に偶然入ってきた親にバレ、ひっぱたかれるのだけれど。   

思えば音楽自体が心の底から好きなのだ。
そしてゲームも大好きなのだから、ゲームのBGMを好きにならない理由が無い。 
 
最近お世話になったゲームのBGMに
閃の軌跡の「Atrocious Raid」という曲がある。この曲は“勇壮”の一言に尽きる、繁忙期の仕事に向かう最中、地下鉄で俺の鼓膜はこの曲とワイルドアームズ2nd Ignitionの「バトル VSロードブレイザー」で揺らされ続けていた。   

音楽は容易く感情に触れてくれるのでカンフル剤としてとても優秀。

ただ、長くゲームをしていると、よく聴く“好きな世代”というものが見えてくる

僕の場合、それがプレイステーションの初代に当てはまる

それはいったい何故なのか

それは僕の“ゲーム青春”が
クロノクロス テイルズ初期三部作
FF7~9 聖剣LOM ワイルドアームズ
幻想水滸伝 アークザラッド まぁ他にも色々ありますが、僕は小3でPSを手に入れてから、中2の頃に遅蒔きながらPS2を手にいれても初代用のソフトを擦り倒していた

その“青春”が初代PSに集約していると言っても過言ではないから、ということを鑑みればゲームBGMが色濃く残ってるのも当然のことなのかもしれないですが

ただもう1つだけ、この世代に夢中になる要因があることがわかります。


結論から言うと

ゲーム作曲者がはしゃいでいる

からだと思うんですね。

お若い方は、どういう意味か全くわからないと思います。

この時代、初代PS、何が大きく変わったかと言いますと

それまで覇権を握っていたハードはスーパーファミコンだったのですが、94年に発売され瞬く間に覇権を握った初代PS

ハードが変われば、ソフトも変わる

SFCのカセットROMから 初代のプレイステーションではCDに変わるわけです。


SFCのせせこましい容量で、内蔵音源の決められた音の数、効果音とぶつからずどうにか工夫して音楽をいれていくか。

そういったことを考えず、高音質な音楽を作れるようになった。効果音が鳴る度に音楽が途切れるなんて事を考えなくてよくなった。 

SFCと比べてPSは、同時に鳴らすことのできる音は3倍にも増え作曲者達が単純に表現したい音に格段に近づいたわけで

初代のPSのゲーム作曲者の多くは、SFCないしは初代のファミコンから作曲経験がある人達が多く

今まで我慢していたことができる!!


という感情が爆発している気がしてならない
そういう背景を思うとPS時代に名曲がずらりと並ぶのもわかる気がする。


と、今日は偶然にも初代のPSの発売日だそうで……。
僕は大好きなクロノクロス リマスターの続報を待ちます……。

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