見出し画像

Core training (TKA)

変形性膝関節症のTKA術後3ヵ月の患者さんに対する体幹トレーニング。

主訴は、階段降段にて交互で降りれないこと。

体幹、下肢の分離運動ができず、スクワットの時には体幹が垂直下してしまう。

股関節も硬い、胸椎も硬い、脊柱起立筋も硬い。
FRP(ファンクショナルローラーピラティス)を活用したいけれど、そもそもニュートラルポジションが取れない。

今回は介入内容について。

下準備

インソールを挿入して、体幹回旋可動域が最大になるようにインソールを挿入する。

立位、歩行、階段昇降時に足趾への荷重が困難であるため、両側の第2.3.4列の足趾を挙上。

▶︎体幹回旋可動域は10度から20度に。
▶︎前足部への荷重もUP


運動学習

ある程度、体幹の柔軟性が向上したら
体幹、下肢の分離運動の学習をしていく。

まずはエアシュタビライザーを使用して、体幹インナーを促通。腸腰筋の単関節収縮も促す。瞬発性も持続性も。そのあとに座位にて体幹・下肢の協調性運動。
それが出来たらスクワット。股関節をひきこみ、体幹前傾位に保った状態でスクワットを行う。

体幹もある程度柔軟性が改善して、スクワットも体幹前傾位を保持してできるようになってきた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?