8月11日とaikoの「瞳」
娘の誕生日。
昔は「夏休みだからみんなにお祝いしてもらえない」
って言ってて、最近は『山の日』に設定されたから
「本当に誰にも祝ってもらえないやつやんｗ」
とか言って笑ってた。
24年前の今日、福岡は最高に暑くて快晴。
私は病院の中にいたから涼しかったけど
お見舞いに来た家族は汗をかきまくってた。
色白で、足がちょっと大きめだから背が伸びるかもね
って言ってたら本当にそうなって
ひょろっとすらっと、細長い子になりました。
娘の幼稚園のすずらん組から一緒のAちゃん
大親友でずっと仲良くしてくれてる。
中学の部活も、高校もバラバラだったけど
お互いに一番ホッとできる相手なんじゃないかな。
今度、娘が息子とAちゃんと3人で
飲み会をすることになったらしい。
息子は娘のこともAちゃんのことも
下の名前を呼び捨てで呼んでいて
一緒にごはん食べに行くのとかもぜんぜん平気。
よく泊まりに行ってたし
（Aちゃんのお兄ちゃんが怖いと言って
ひとりで泣いて帰ってきたこともあるけど）
Aちゃんは家族みたいな感覚があるのかな。
ずっとみんなで仲良くしててほしい。
＊＊＊＊＊
aikoちゃんの「瞳」は
お友達が出産する時に個人的に贈った曲で
リリース予定は無かったけど
いろんなご縁が動いてCDに収録された。
特に2番の歌詞が好き。
明日最後を遂げるもの明日始まり築くもの
時が過ぎて花を付けたあなたの小さな心の中に
一体何を残すだろう?
“Happy Birthday to You"
aikoちゃんといえば恋愛の曲だけど
これはまたちょっと違う角度の愛で
娘の誕生日になるとずっと聴いちゃう。
（息子の誕生日は・・なぜかそれほどでもない笑）
娘の名前の漢字の中に「歩」という字があって
名前をつける時に私が願ったことが、この2行に詰まっていた。
だから息子より娘をあてはめて聴いちゃうのかな。
しっかりと立って歩いてね よろめき掴んだ手こそが
あなたを助けてあなたが愛する人
aikoちゃんの歌詞って自分の心にリンクする部分があるから
いつもドキッとする。
誰にも言ってないのになんでわかるんやろなー、って。
日常の些細なこととか仕事中に考えてることとか
aikoちゃんや佐藤さんを応援している時の気持ちとか。
この「瞳」も、最初に聴いた時もそういう感覚があった。
最初は1番の歌詞の方が身近だったけど、
24年経った今は、断然2番の歌詞の方がぐっさりと刺さる。
3年前は、これは私にとって、娘の曲だったけど
おかあさんの曲にもなった。
※お葬式の前日に書いたのがこちら（aiko『瞳』が母の曲になった）
今日は塩竈のアサノタケフミさんの「ラジカルト！」で
「瞳」をリクエストしてみた。
今日はラジオから流れてくるのを聴きながら
24年、長かったし色々ありすぎたなあ、とか
娘に苦しい思いを沢山させてしまって
ダメな母親やなあ、って謝るような気持ちとか
数分間、嬉しさと寂しさと悔しさが交差した。
瞳に捉えた光が眩しい日は 静かにそっと目を閉じて
昔を紐解いてみればいい 確かなあの日
小さな手のひらに無限の愛を強く握って笑った
あなたがいるから大丈夫
本当に素晴らしい曲だよね。
aikoちゃんには、この曲を世の中の人にも届けてくれたこと
心から感謝します。
ありがとう。
健やかに育ったあなたの真っ白なうなじに いつぞや誰かがキスをする
そしていつかは必ず訪れる
胸を体を頭を心をもがれるような別れの日も来る
そんな時にもきっと 愛する人がそばにいるでしょう
いつもケーキを買うんだけど、今回は不在のため
（大人になったんやねえ・・しみじみ・・）
LINEギフトでプレゼントを送ったら
私と違ってクールなリアクションをする娘、
すごく短い言葉で返信がきた。キャー！とかそういうの、全く無し。
でも、めちゃ喜んでくれていることはわかった。
大人になってしまったから、子どもの誕生日が来ても
家族で過ごすというのも無くなってしまった。
寂しいけど、成長したんだなあって嬉しく思う部分もある。
＊＊＊＊＊
17年前の今日、aikoちゃんがキャンペーンで福岡に来てて
ラジオの公開放送があったから娘と観に行くはずが
娘が発熱してしまったので諦めた。
「あいこに会いにいくー」ってベソかいてたけど
（いや私の方が泣きたいから・・って思ってた笑）
FAXを送ろうね～って言って諦めてもらった。
ラジオを聴いてたら、「aikoは熱が出た時お母さんに
レディーボーデンのアイスを食べさせてもらったよ」
ってコメントをくださったので
娘が「これあいこなの！？」って喜んでた。
そのあとすぐ熱が下がって、よかったんだけど
aikoちゃんに会いに行きたかったよ・・くやしい。
娘、生まれてきてくれてありがとう。
「スルメかアンパンマンチョコ買ってきてー」
っていう両極端なオーダーするとこ、すごいだいすき。
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